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旧・Tha strongest party 〜異世界から学ぶRPG攻略法〜  作者: シュウ
第一章 異世界入門
3/15

ー2ー 最初のバトル



誤字などは極力なくしていますが見つけた場合コメにて教えてください


コメもらえると嬉しいです!

職業:死神


装備

武器1(鎌):ザイン

闇の力を帯びた鎌

かま

だ。黒の魔力をつねに発している。

全体に巻きついた鎖

くさり

は地獄の罪人を繋ぐ鎖と言わている。

攻撃力+200


武器2(刀):雲雀

日本刀を死神用にカスタマイズした物だ。

黒い刀身から放たれる紫の魔力は力

ちから

をひきつける。

攻撃力+230 防御力−100


副武器:ミッドナイト

三大神器の一つ。

すべての終わりを告げるとされる。

すべての武器の能力を跳ね上がる。

能力?


アクセサリー:シーザ

指輪。

速度が飛躍的に上がる。

速度+500 魔防−120





「強すぎねぇか?、三大神器なんて初期装備の域でてるぞ?」

神官は微動だにしない、さすがだ と思う。

「詳細などは人によりことなるためお答えできません」

一瞬の間の後空中に銀のスーツケースと木の小箱が現れた。

スーツケースには這うように書かれた特殊な術式が見て取れる。

神官はシナリオ通りと言わんばかりに話しはじめる。

「スーツケースの中には術式により圧縮された装備品などが入っています。小箱には魔法普及宝玉

ジュリビア

が入っています、体に当てると吸収できます。」

その他はスーツケースを開ければ術式が作動するとかで・・まぁ、とにかくスーツケースを開ければいいのだ。

神官が軽く頭を下げる、帰れと言う意味だ。

もときた道をスーツケースと小箱を持った大助が足早に歩く。神殿の外に居るジュロイの変わらぬ表情を見て少し緊張が解けた、そのとき、ふと違和感を感じた。いや、威圧感と言うのか、まるで衝撃波のように大助達に圧をかける。


ジュロイのもとに駆けよった大助は右側を確認する、威圧感の正体を。


そこには3mを超えるであろうモンスターが数十体ほどの群れをなしていた。

今日は帝国で開かれる祭りに村人は参加している戦える者はいないだろう。

ジュロイは視線を変えずに大助に喋りだした。

「すまん、わしは治療専門の魔導士だ、こいつら相手には足止めくらいしかできん・・・逃げろぉおお‼‼」

さっきまで優しい顔しか見せなかったジュロイの 死を恐怖しながらも大助を逃がす、そんな苦しい表情をみた大助は相手の強大さを知り恐怖で尻もちをついてしまった。


ドクッドクッドクッドクッ、


心臓の音がなぜか心地いい。

そのとき


ドスッ


と近くで鈍い音がした。


ジュロイが3mは越えるであろう緑の盾のようなものでモンスター3体の攻撃を受けている。

そのモンスターの後ろではまだ数体のモンスターがその戦いを見ている。おそらく今ジュロイに攻撃をしているのは下っぱのモンスターだろう。

だが下っぱも相当強いようでジュロイは今にも倒れそうだ。


俺がなんとかしないと・・・


スーツケースを開ける・・ 今はこれしかない。


まず小箱から魔法普及宝玉

ジュリビア

を取り出し左手腕に押し当てる、するとなんの抵抗もなく体に吸い込まれていく。


次はスーツケースだ2つの金具を上にあげる、するとスーツケースは光だした。


っ!・・・


光が消えるとそこには何もなくなっていた。


えっ、こんだけ⁈


だが妙に体が軽い。大助の体には死神を思わせる姿に変わっていた。


なんじゃこりゃぁあああぁあ‼‼


黒のぼろぼろの布を上半身に身につけその上に紫のぼろぼろの布をはおっている状態、長袖だが袖もぼろぼろだ、だが肌の露出などはない。下半身は黒一色だ、こちらも肌の露出はなく裾は蜃気楼(しんきろう)

のように絶えず揺らめいている。

右腰に武器2雲雀(ひばり)

をさし、背中には刃がしたになるように右上から左下にザインをさしている。そして手にはミッドナイト、右手の人差し指にはシーザがはめられている。


大助は右手にザインと左手に雲雀を持ちゴブリン(モンスター)に垂直に近づいた。ジュロイの横で移動を止める。

先程のモンスターの名前や戦闘の基本などがわかったのはジュリビアの力だろう。

さらに装備の効果か力が漲る。戦いの基本などがわかるのはジュリビアの力だろう。

さらに装備の効果か力が漲る。

「ジュロイ、さがっててくれ」

その言葉を言い終わった大助の体からは黒い魔力が吹き上がる。

残像を残し大助はゴブリンに斬りかかる。


バトル開始だ


大助のザインがゴブリンの首にかかる、それと同時に雲雀が別のゴブリンの脇腹を切り裂く。次のゴブリンの攻撃を雲雀で受けながらザインで薙ぎ払う。まだ敵の攻撃は止まらない、2体のゴブリンが地上と空中から同時に攻撃を仕掛けてくる。大助は2体の間に飛び込み真上と真下に敵が来たときに雲雀で上を切り裂き下を円をかくようにザインを振り回し敵を切り裂く。


血飛沫が夕立ちのようにいたるところで舞っている。


残りは3体中央に居るのはボスだろうか、格が違う。だが今のままいけば勝てる。

飛び上がりザインの鎖を掴み遠距離でボス以外を倒す事を心みる。

右側のゴブリンの背中にザインがかかった、鎖を勢いよく引き1体始末する。

さらに同じ要領で左側のゴブリンも倒し残りはボスのみとなった。


空中から3体目のゴブリンを倒すことを試みるがさすがにボスだ、ザインを跳ね返し空中に居る大助のもとに向かって火を纏ったボスゴブリンが突進してくる。

魔法などの使い方はまだわからないので今使えるのは雲雀のみだ。


・・・雲雀は力をひきつける、そうだ!


大助は雲雀を勢いよくボスゴブリンに向かって投げる。

大助の放った刀「雲雀」は風を切りながらボスゴブリンの横を通過した、的を外したに思われたが狙いは地面だった。魔力(ちから)をこめた雲雀は特性の効果が飛躍的に上がり敵を大助から遠ざけていく。

引き寄せられた勢いで体勢を崩す、そこにすかさずさっき跳ね返されたままそのばに待機させておいたザインを引き寄せる。

ボスゴブリンは下に高速で引っ張られながら上に高速で飛んでくるザインを迎え撃つことになる。

ザインは見事にボスゴブリンを切り裂いた。

そのときはもう日がくれようとしていた。



大助はすぐに倒れているジュロイのもとに駆け寄る。

「ジュロイ、大丈夫か??」

返事はない、力を使いすぎたのだろう 気絶している。

無理もないだろう、さっきのシールドは治療用の魔力を圧縮しただけのものだ、医療魔法は魔力の消費が激しい、それを圧縮しさらに3m越えのシールドに形態変化させたのだ。

大助はジュロイを抱え家に連れ帰る事にした。



ジュロイの家は木造でいかにもゲームの村の家というつくりだった。


中には奥の壁一面に巨大な本棚が置いてあり術式で軽いロックがかかっている。

中央には木の机と椅子が3つ

ベットとキッチンもある。奥に扉があるのでそこがトイレではと大助は予想している。

とりあえずジュロイをベットに寝かせ大助は椅子にすわる。




すっかり日がくれてしまった。この数時間の間にこの世界についてかなり理解が深まった。

「知りたい」と強く思うと目の前にメニューが現れる、これには様々な情報が載っておりかなり役に立つ、

メニューには上から


ステータス

装備

生活スキル

戦闘スキル

パーティ

マップ

設定

ランキング100009位/900690人



個別に見て行く


まずステータス、これには体力、攻撃力、防御力、速度、魔攻、魔防という欄と所持金、レベルなどが表記されている。


大助の場合は、

「死神」

レベル:4

体力:92 G

攻撃:531 B

防御:107 G

速度:653 A

魔攻:549 B

魔防:87 G


ランク分けは上からSS+、SS、S、A、B、C、D、E、F、G



所持金:0


装備は

武器1(鎌):ザイン

闇の力を帯びた鎌

だ。黒の魔力をつねに発している。

全体に巻きついた鎖

は地獄の罪人を繋ぐ鎖と言わている。

攻撃力+200


武器2(刀):雲雀

日本刀を死神用にカスタマイズした物だ。

黒い刀身から放たれる紫の魔力は力

をひきつける。

攻撃力+230 防御力−100


副武器:ミッドナイト

三大神器の一つ。

すべての終わりを告げるとされる。

すべての武器の能力を跳ね上がる。

能力?


アクセサリー:シーザ

指輪。

速度が飛躍的に上がる。

速度+500 魔防−120


スキルの欄には

生活スキルと戦闘スキルが3こずつ設定できるようになっている。


パーティ欄にはなにもなくマップには世界地図とこの村の地図が載っている。


設定は各種細かい事を調整できるようになっている。


ランキングはかなり順位が上がっている事からゴブリンとの戦闘で得た戦績が関係していると思われる。



「大助か」

「ジュロイ!大丈夫なのか?」

「大助!この世界の事はわかっただろ?今すぐ名前をこの世界にあわせたものに変え旅たて!大助のような異世界からの来訪者が増えた影響でさっきのような強力なモンスターが増えている、死神を扱える大助ならきっとこの村を、この世界を 救えるだろう。ランキング1位をとれ!」

ジュロイは焦っているようだ、落ちついたジュロイはさらに話しを続ける。

「この村にまたあのゴブリンのような敵がきたら追い返すので精いっぱいだろう、それも長くはもたない、わしは大助にもっと教えたい事があったが知らなくても旅をしていれば知識は増える。」

名前はメニューの設定から変更できたはずだ。


大助を削除して新たな名前をイメージする


「大助よ、この世界を救ってくれ」

すがるような声だ。

「ジュロイ、夜の旅は面白くなりそうだな」

「あと、大助じゃないシヴァだ」


「ではシヴァよ、ネフト帝国で医療魔法の神という二つ名をもった特級職業「女神」の「ユナ」を仲間にするのだ」


シヴァは闇に溶けていった。目指すはネフト帝国



シヴァの旅は今はじまった


読んでくださりありがとうございます。

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