少女
登場人物
主:ゆき
その他:家族等
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彼女には人には見えないぽっかり空いた傷があった。
今日も一人ぼっち。
また明日も一人ぼっちなのかな?
もう嫌だ。
私は現役中学生のゆき。
好きなことは絵を描くこと。
どこにでもいるモブみたいな中学生。
部活は美術部。
私は元々学校が嫌いだった。
いや、人自体が嫌いだった。
小学校時代が一番のピークだった気がする。
いや、違うのかな?わからない。
でも、小学校時代もいろんなことがあった。
小学4年生では母親が別居、担任の先生かの嫌がらせくらいか、、
いや、たしか、、6年生では脳震盪を起こしたなそれくらいだな。
なぜ、母親と別居って?
決まっているだろ、、男ができたからだろ。
もういいや。
彼女には、沢山のトラウマがあった。
彼女は中学生に上がり良い学校生活がくるとおもっていた。
花を咲かせ授業にはげむ。
1学期はだいたいの人が初対面でまだいい人という仮面をかぶっていた。
変な気遣いが気持ち悪い。
2学期に始まるといい人という仮面をだいたいの人が外していた。
これが私の地獄の始まり。
私が何かしていないのにある男子生徒に蹴られたり、暴言を吐かれていた。
女子なんて表面上だけの付き合い。
「私たち親友だよね」と言ってる奴ほど裏でコソコソ悪口を言い合っている。
いちいち私の言動とかに嫌な目で見てくる。
先生に行っても「そうだね。辛かったね。じゃあ席替えの時違うところに配置するね。」というだけでろくに何もしてくれない。
父親に話したって意味がなかった。
学校行事など苦痛でしょうがないし一番の心のよりどころが部活だった。
無邪気に話せる最高の空間だ。
だけれど家に帰るのも苦痛でしょうがない兄と叔母の喧嘩などが日常茶飯事。
自分の心にはぽっかり穴が空いていることに気づいた。
ぽっかりと開いた心を埋めようとしても全く埋まらなかった。
彼女は、愛情が足りないってことに。
学年が上がった。
先生も変わり生徒ががらりと変わった。
嫌いな奴が増えた。
1軍という面倒な女子グループができていた。
そいつらの口癖が、「気まずい」だった。
他にも色々な女子グループができていた。
話かけようとするが、変な圧で話かけれなかった。
自分一人浮いているように思えた。
何もしてないのにハブられる、意味の分からないコソコソ話、嫌な目つきで見てくるなど毎日の日課になってきたきがする。
それは、思い込みかもしれないとも思った。
でも、それは、違った。
それは2泊3日の校外学習で確信した。
ある、特定の2人の女子生徒がそういう風に向けていると。
校外学習には行きたくないと言っていたが無理やりいかされた。
自分の中ではある程度想像はついていた。
帰ってきても楽しくなかったと。
行った当日はグループ活動がとてもあり楽しかった。
夜がとてもつまらない恋バナなどした。
自己中な奴が仕切っていて面倒で退屈だった。
二日目は、キャンプファイヤーをしたがつまらなすぎて楽しめなかった。
夜もまたつまらなくてしょうもない恋バナだった。
三日目が一番の最悪だった。
ご飯を食べたあとはお皿をまとめるのに私だけとばされたりしてきた。
だからさっさと終われと念じていた。
念じれば念じるほど時間が長く感じた。
彼女は連絡帳で担任の先生に相談した。
「何かあったらまた言ってください」と返ってきた。
何かあってからは遅くないかと彼女は思っていてこの担任もあてにならないと感じた。
普通に授業が始まった。
理科では実験などする機会がある。
座席順のグループで実験を行う。
男子2人、女子2人。
男子二人でしゃべっていて1人の女子は違う人とこのグループ気まずいって話していたしかも大きい声で
ゆきの心を引き裂いていく。
傷が開いていく。
ゆきの心はもとに戻らなくなっていた。
彼女は最後の手段に父親に相談したが「その気持ちはわかる。実際俺もそうだった。へたしたらゆきよりもひどかった」と言ってきたが彼女の心にただ傷を増やしていっただけだった。
休みたい。と言っても「癖になる。」と言って拒否される。
結局「気持ちはわかる」と言うだけだった。
だた、彼女は「辛かったね。」と、言ってほしかっただけなのに。
彼女の心はズタズタで縫っても縫いきれないほどに弱り元に戻そうと立ち直ろうと何回も努力した。
しまいには、ある人にボソッとつぶやかれた「あなたよりもつらい人はたくさんいる」と。
彼女は完全に壊れた。取り返しのつかない状態に。
第三者からは彼女は平然としていた。普通に話してくれていた。悩んでいたこと自体が知らなかった。
彼女には悩みを打ち明けれたが彼女は自分のことを何も言わなかった。って。
読んでいただきありがとうございました。




