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ブラを外すと、たわわな白いふくらみは指に吸いついて……

 ユキオは奴隷商人ウォルフガングから、ウサギ族亜人のソニアを奴隷として購入した。

 ウォルフガングが言う。

「では主従関係を結ぶ契約の儀式を始めましょう」

「えっ、いま、それをしてしまっていいんですか?」

 驚くユキオに、ウォルフガングが言う。

「ユキオさんは金払いがよさそうだじから取りっぱぐれはないでしょう。それに、こういうことは早い方がいいんです。ユキオさんにもどんどん活躍してほしいですしね」

 ユキオが聞く。

「”契約”の内容は?」

「奴隷が、主人への命令違反を行ったり、主人に危害を加えようとした場合、大きな苦痛が体を襲い、最悪の場合は死に至ります」

 ウォルフガングの答えに、ユキオは自分の唾をぐっと飲み込んだ。

 ウォルフガングは、ソニアの上半身のコスチュームの背中のホックを外す。ソニアはコスチュームが落ちないように手で押さえている。白い背中がむき出しになる。

 この男は、ソニアにもいつもこういうことをしていたのだろうか? ユキオは少しもやもやした気持ちになる。それを見透かしたように、ウォルフガングが言う。

「ユキオさん、私は商品には手を出したりしませんよ。それも私のモットーです。ご安心ください」

 ユキオは自分の下世話な勘ぐりが恥ずかしくなってうつむいた。顔も熱くなっている。

ソニアの肌は、きめ細かく白いおモチのようだ。そこに黒文字で紋章が描かれている。これが奴隷の刻印である。

「ユキオさん、右手を出してください。少し血液をいただきます」

 ウォルフガングは小さな針を取り出して火であぶって消毒し、ユキオのひとさし指に軽く刺す。1滴ほどの血液がじわりと出てくる。

 ウォルフガングはその1滴をスポイトで取り、紋章の真ん中に落とす。

 すると血液は焼き付くように煙を上げ、紋章は一瞬、輝く光を放った。

 うさみみが雷に当たったように大きく体をのけぞらせる。

「契約は交わされました。これで儀式は終了です」

 ソニアがうるんだ目でユキオを見つめて言う。

「ご主人様、これで私はあなたのものなのです」

 ユキオの心臓が高鳴る。ソニアはこう続ける。

「手始めに、私の背中のホックを留めてほしいのです。ご主人様以外に、私の裸を見られるのはイヤなのです」

「わ、わかった」

 よく聞けば、ソニアもすごいことを言っているが、焦るユキオはまず、ソニアの背中のホックを慣れない手つきで留める。その際、ユキオの指が、うさみみの背中の肌に触れた。

「ああんっ……」

 うさみみが小さな声を漏らす。彼女の抜けるように白い肌は、もちもちで、すべすべで、うるおいがあって、指に吸いつくようだった。なんともいい感触の、絶品の肌だ。

 ソニアは、

「ご主人様、とても上手(じょうず)です。まことにありがとうなのです」

 とユキオに笑顔を向けて、コスチュームが落ちないように抑えていた手を放す。

 すると、ぶるるんと谷間をつくる、たわわなふくらみが現れた。

 ユキオはその笑顔に気をとられていて気づいていなかっのたが、実はソニア、すごい巨乳の持ち主だった。

「ご主人様、皆様の前で見すぎです。2人きりのときにしてぇ…」

 ソニアが顔を赤らめる。ユキオも恥ずかしさで真っ赤になった。

 アイシルがユキオの肩を踏みつけまくっているのは言うまでもない。



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