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アンティーククロック~復讐を目指す非常識現実生活~  作者: 団栗山玄狐
第三章 縁を紡ぐ糸と真実を呼ぶ鐘の音
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act37 説明会?私の気持ち?




ウサギさんチームは、提供されたネタを使い、

狙い目の刻印者に挑むこととなった。


理由としては、こちら側にわざと引き分けを持ち掛けるより

爽快に勝って初戦を飾りたいそうだ。


それもそうだよね。


後は、ヒツジさんチームだけど、たぶん久野の言ったとおりになるんだろうな。


改めて思うけど先読みがえげつないよ、あいつ。


結構抜けてるところもあるのに。


まあ、いいか。


もう気も張らなくてもいいし、気楽にいこう。


肩ひじ張るのも疲れたし、ね。


一応、こっ婚約者でもあるし、いいよね。

名前呼びもしようかな…してたんだけど、恥ずかしくて呼べないよ。


向こうも下で呼んでないし、いいよね。



まだ。



なんて考えていた。


本日は、神楽殿にて緊急ミーティングである。


何でも、ウサギさん、ヒツジさんを集めての話し合いアンド説明会だそうだ。


企画はもちろん久野である。


どうも、この間のウチの家族からの不意打ちが、よほど効いたらしく、

お互いの状況確認をしたいとの話が出たんだよね。


で、それならということで共犯者になったウサギさん、ヒツジさんチームを巻き込むことになったんだけど…


アイツの言い分は簡単。


説明しろ、と言われた(私も言われた)ことをまとめて説明してしまおうと言う腹積もりだ。


アイツいわく面倒だから。だ、そうだ。


それはいいよ、仕方ないからね。


でもね、こっちはまだモヤモヤしてるの!


真剣に考える、って言っといて!

答えを聞いてない!


まあ、こっちも聞いてないから何とも言えないけど…


聞けませんよ、そんな恥ずかしい事。


私の事どう思ってるの?なんて!


これじゃ、恋する乙女、ラブコメヒロインみたいじゃない!


ああ、なんでこうなった!



なんで、なんで、なんで~!



と、私は、頭を抱えベットで悶え転がる。



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