1.3 支配学の見解
【お嬢様 悪治物語】は天使で、いえ、あくまで五十界が舞台の、架空とされるお話です(ᐢ ᵕ ᐢ)。
支配学の見解もプラトン・ひふみ神示のものと同様です。
また、その説明もプラトンの見解でされてしまいましたが(ᐢ ᵕ ᐢ)、余りにも見事だったので復習の意味も兼ねて、再度、記載します。
>こうした水夫 (政治家) たちが、船主 (民衆) の周りに群がり、自分に舵を任せるよう頼み込み、その目的のためにあらゆる手段を尽くすのであり、競合者 (ライバル) を抹殺したり、船主 (民衆) を睡眠薬や酒などで動けなくしながら、船の支配権を握り、物資を勝手に使って飲めや歌えやの大騒ぎをしながら、やりたいように船を動かして航海していく。
「船主 (民衆) の周りに群がり、自分に舵を任せるよう頼み込み、その目的のためにあらゆる手段を尽くす」
今現在でも、選挙が近くなると上記のような状態になります。勿論、それは選挙が終わる迄の間です。
後は「船の支配権を握り、物資を勝手に使って飲めや歌えやの大騒ぎをしながら、やりたいように船を動かして航海していく」です。
奇しくも、支配学の見解「選挙にさえ受かれば、後は好き勝手(偽りの正当証明、免罪符化)」をプラトンが見事に説明してくれました。
思えば、当選以降の政治家さんの有り様は、受験合格以降の学生さんに似ています。
本分の学ぶことはせずに、遊びやアルバイトに勤しむケースです。
政治家さんも本業の”良く治める”ことはせずに、副業(金儲け)に勤しんでしまいます。
学生さんは勉強せずに好き勝手すれば、自分や家族が損するだけです。
学校には評価を行う先生が居て、四六時中、目を光らせているからです。
政治家さんは、好き勝手しても庶民が迷惑する一方で、評価を専門とする先生(目利きの出来る者)もいません。
次の選挙が、最初にして最後、1回限りの試験です……
土台、無理な話だったのかも知れませんね。
2000年以上前のアテナイも、今も、民衆には選ぶための知識・技術がありません。
それはそうです。
選ぶためには学校の先生の様にその仕事に従事する必要があり、また、その対象は学生さんではないのですから、より高度なものが要求されます。
それを、他の仕事をもつ民衆に求めるのは無理というものです。
総括すると、残念ながら選挙は”好き勝手するための偽りの正当証明、免罪符”だったようです。
最近、全員参加型という言葉をよく耳にしたり、投票年齢の引下げがありましたが、おそらく、それは私達を納得させる為のものです。
「貴方たち”全員”が選んだ結果の末の出来事なのだから、あなた方にも責任はある」と罪をなすりつけ、あわよくば共犯者の意識を持たせる。
また、選挙に限らずとも、尤もらしい事を言って、その実、尤もらしい事を実現する為に付随した尾ひれ羽ひれが真の狙いと云った様な、偽りの正当証明、免罪符は少なくない様です。
皆様、罪に思う事はありませんよ。選挙とは、元来そういうものだったのです。
その事を、プラトンの見解が見事に表しています。