表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/10

1.2 ひふみ神示の見解

【お嬢様 悪治物語】は天使で、いえ、あくまで五十界が舞台の、架空とされるお話です(ᐢ ᵕ ᐢ)。

 ひふみ神示の見解もプラトンの見解と同じスタンスの様です。


「_の人民がいくら集まって相談すればとて、すればする程ヤミとなるのぢゃ、行き詰って【あげもおろしも】出来んことになるのぢゃぞ、総てを数だけで決めようとするから悪平等となるのぢゃ、_をいくら並べてみても何もならん、早う改心せよ、新しきタマの選挙があるでないか」


  上記の文の_の箇所は昔ながらの表現がされています。盲目や目が利かない者等に置き換えてお読み下さい。


 _の人民とは、プラトンの見解での「国家の船」の比喩の総括、「元々選ぶための知識(目利き・審美眼)がない」者だと思います。



「悪の仕組通り、悪平等、悪公平の選挙でえらび出すのざから、出るものは悪にきまっているでないか、悪もよいなれど、悪も神のハタラきであるなれど、悪が表に出ること相成らん」

 

「平等とか公平とか申すのは悪魔のワナであるぞ、天地をよくみよ、人民の申す如き平等も公平もないであろうがな、一寸のびる草もあれば一尺のびる草もあるぞ、一寸の草は一寸が、一尺の草は一尺が頂天であるぞ。これが公平であり平等と申すもの。人民は選挙と申すマヤクに酔ってゐるぞ、選挙すればする程、本質から遠ざかるぞ。他に方法がないと定めてかかるから、悪魔に魅入られてゐるから判らんことになるぞ。世は立体であるのに平面選挙していては相成らんぞ。平面の数で定めてはならん、立体の数に入れよ。」


  「一寸のびる草もあれば一尺のびる草もあるぞ」とありますが、これは人それぞれという事の比喩なのだと思います。    


 一寸のびる草が目利きの出来ない者、一尺のびる草が目利きの出来る者です。

 それらをごっちゃにするから「悪平等、悪公平」となり、「悪平等、悪公平の選挙でえらび出すのざから、出るものは悪にきまっているでないか」→「選挙すればする程、本質から遠ざかるぞ」となる訳です。


 「世は立体であるのに平面選挙していては相成らんぞ。平面の数で定めてはならん、立体の数に入れよ」


 これは最初の文の「新しきタマの選挙があるでないか」と関連していると思います。

 タマとは魂のことだと思われますが、人も中心の中心には神様が宿ると云いますので、おそらく神様を意味しているのだと思います、


 また、ひふみ神示では人を横軸、神(ご先祖様、神様、大神様等)を縦軸としています(→世は立体)。

 人(横軸)だけの平面ではなく、神(縦軸)も含めた立体でという事なのだと思います。


 これが、本作のあらすじで述べた「神に通じる心(霊)を取り戻すこと」を想起させる為のものか、新しい集計方法(立体の数をカウント?)を提示しているのかは、今の所、全く解りません(ᐢ ᵕ ᐢ)。



 以上が、ひふみ神示の見解になります。

  

 ひふみ神示は「七ないし八通りに読める」、「身魂相当に読める」ものらしいので解釈も人それぞれになります。

 よって、今示したものが正解かは判りません。また、正解であってもそれが一つとは限りません。


 また、ひふみ神示には「此の方 悪神とも見えると申してあらうがな」とあります。

 これは、読む人によっては『ひふみ神示』の神様を悪神の様に感じる事を示唆しています。


 私はひふみ神示を良く解釈する様に努めていますが、それはひふみ神示の神様を悪神にさせたくないからです。

 えぇ、絶対に!!(ᐢ ᵕ ᐢ)。


 いつまでも、私の好きな(信じるではなく)神様でいて欲しいのです。

※『ひふみ神示』は、Web検索で「 ひふみ神示 全文 」で見つかると思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ