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とある鍛冶屋の日記帳  作者: 昆布山車
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プロローグ

初めまして昆布山車です。初めての投稿なので手探りしながら書いていきます。

拙い文章となりますが、皆様の海よりも広く深い心で読んでいただけますと幸いです。

「ねぇおばあちゃん!これなあに?」


部屋の片付けをしていると、孫のメリーが一冊の本を手に母の元に駆け寄ってきた。


「これは・・・あの人の日記?」


あの人が日記を書いていたなんて思いもしなかった。

思い返してみると意外と几帳面な部分もあったから、不思議じゃ無いのかしら?


「ちょうど切りがいい所だし休憩にしよっか?」

「うん!」


あの人には悪いけど中身がちょっと気になったので見てみる事にした。


「あの人がこんな日記つけてるなんて思わなかったわ」

「そうなの?」


「ええ、どちらかというとガサツな部分が目立ってたからね」


入れたお茶を飲みながら、ページを捲る


「あの人の行動なんてまるで冒険譚みたいな感じで面白かったからね」

「私はよくわからない・・・」


メリーがシュンとした顔で俯く。


祖母と呼ばれた女性はメリーの頭をひと撫ですると微笑み、言葉を返す


「いいわ、あの人の話をしてあげる。私が大好きだったあの人の話を」


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