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-4歳 つまりやっぱり組み分け帽子って無いのねっていう11歳の私の話

今日もよろしくお願いします。うーわー…ストック切れた。

もちろん、入ったばかりのいとけない私(ここは笑うところと違うよ!)は、逃げることは許されませんでしたー(涙)ざんねーん(泣)

マリアンネとエリザは心配して、ついていこうか?とか言ってくれたんだけど。

そんなことを言ってくれる、お、と、も、だ、ち最高です!

ああ、いい響き☆たまんないね。その響きだけで強くなれる気がしちゃうね。

もう一回言ってみようか、さんはいッ☆

その言葉だけでごはん三杯いけそうです!


ふふん、私を誰だと思ってるのかしら?

5歳の頃から真夜中に一人でトイレにいけるリカルダ様ですわよ。ほほほ。

そのせいで、何度も悲鳴を上げて逃げられても平気な、リカルダ様ですわよ。…おほほ。

一緒にトイレにもついていかないけど、学園長の部屋だって一人でへっちゃら…だー…い☆


嫌だなあ。嫌だなあ。嫌だなあああ。

ガイダンスに不参加で気が付いたらぼっちとか嫌だなあ。

憂鬱そうにため息をつく私に案内してくれる先生まで青褪めて泣きそうな顔してるじゃないの。

変なプレッシャーとかパワハラですよ!先生に謝れ!あっさり寝ちゃった先生も私に謝ってよ!(八つ当たり)


私に怖いものなど、母のガチ鉄拳と兄の毒舌とできたばっかの友達の「あいつまじ死んでほしいんだけどwww」とかいう連絡以外は無い!

さ、最後のは、ほんとに怖い奴だからやめてね、ほんとやめよっか?ね?ね?(がくぶる)


「着きましたよ」


と穏やかな容貌の先生(青くなってなければ好感度高いんだけど…ざんねーん)はそう言って去っていく。

ちょっとここの先生はけしからん!ぷんぷん

入学したたばっかの学園の学園長の部屋の前に子供放置するの?

育児放棄だー!やめてええ。警察呼んでええ!

いや金に物言わせて最高の弁護士つれてこい!最高裁でまた会おうZE☆


なんだか一人でボケ倒すのも疲れたし、もういろいろと諦めてコンコンとドアノッカーをたたけば、穏やかな声で「入りなさい」と言われ渋々ドアノブを開ける。


「……来ましたか」

「お待たせしました」


おおお、おじいちゃん先生がやっぱりかわいい❤(おい)

ふっさふさの白い眉毛と髭を思う存分にわしゃわしゃさせてくんないかな。

初期のジ○リ感満載でドキドキが止まらないんですけど。このキュンキュンを返して!いやん!


「リカルダ様ですな」


おじいちゃん先生まで私の事別に様付きで呼ばなくてもよろしくってよ!うふふふ❤


「ええ、私に何か御用ですか?」


上っ面だけは鍛え上げた貴族令嬢だけど、どんだけ他人に夢見させたところで、中身ゲスなバカ女だから別に気にしなくてもよろしくってよ(自分で言ってて泣きたくなってきた)

ま、こんなの垂れ流してても許してくれるのは家族だけだけどね☆

まぁともかく、ハ○ジのおじいちゃんみたいなナイスダンディおじいちゃん先生であるところの学園長が(長いなー)

おいでおいでってするから、おとなしく前に出て机の前に置いてある椅子に座る。


なんかわかんないけど、怒られたらスライディング土下座をかまして謝ろう。

『なんで、ワシの魔法にかからんのじゃ!プンプン!』とか言われたら、かわいすぎて悶え死ぬかもしんないけど。

殺しにかかる気か!かかってこいやあ!嘘です、冗談です。

今、『睡眠』スリーピングとかいうのをかけられたら速攻寝ます。寝落ちます。即落ちします。

みっともない寝顔晒して、「死ねよww」って連絡来たら困るし。(ヒィ!!)

この際、ぼっちでも甘んじよう。孤高の存在となるのだリカルダ☆いや、7年ぼっちとか死にたくなるから嫌ああ。

兄と殿下しかしゃべる相手いないとか死んじゃうから。確実に詰むから私の人生。


「緊張しておるのかな?」

「あ、いえ。(変な妄想癖があって)すみません。お会いできて光栄です」


やさしさと厳しさを兼ね備えた顔の学園長(かわいい❤)は、私の緊張を対峙しているせいだと思ったのか(まあ、そりゃそうでしょうねー)やさしく声を掛けて下さったので私はにこやかに笑みを浮かべかぶりを振ると礼を告げる。

でもなー。

要領を得ない話を延々とされてたから、ほっとんど中身なんて右から左で、変な事ばっかり考えてたから『睡眠』スリーピングにかかりませんでしたー。てへ☆

なーんて、ほんとの事を言ったらこのかわいいおじいちゃん先生の好感度がだだ下がりな事は間違いないよね。


「わしの話をどれくらい聞いておったかの?」


ヒィッ…来た!その魔の質問!聞いちゃらめえええ!

やっべ、ほっとんど話を聞いてないことがばれる!激おこされるから!睡眠はやめてえ!


「はい…。ですが、中身が重複していて…その…」


だって、何分か置きに入学おめでとうって言うんだぜ!いやもうその話三回目だしみたいな。


「内訳はどうじゃった?」

「はい、入学おめでとうとおっしゃったのが5回。

 生徒の自主性を重んじるというお話をされたのが3回。

 合間に咳払いが17回で、そうですね…。

 後は…学園の前に置いてある銅像が三回ほど逃げ出したって話が印象的でした」


そりゃ私だってせっかく入学した、公爵令嬢リカルダのウッキウキ☆当て馬☆学園(残念ながらタイトルではありません)の舞台である学園だもの、

最初はちゃーんと聞いてたけど途中から『ん?ボケてんのかこの爺さん(失礼)この話、何回目だと思ってんだよ(プンプン!)』って思って、

何回目かまでは数えてたんだけど、そのうちめんどくさくなって現実逃避したからなー(遠い目)

いや、ごめん。ごめんて。そんな怖い顔しないでえ。

そんな顔、折角の癒し系のかわいい顔に似合わないぜ☆おじいちゃん☆(お嬢ちゃんっぽく言ってみました)


「冗談で一回だけ入れたガーゴイルの話まできちんと聞いておって、普通に起きていたじゃと?」


あ、あの話冗談だったんですね。なーんだ。ちょっとワクワクしたのになあ。ざーんねん。

あの蝙蝠の翼をつけた狛犬みたいなかわいい銅像、ガーゴイルっていうんだね。がるるる。きゃいん☆


「はい、とても楽しく拝聴させていただきました。

 あのお話はご冗談だったんですね…残念です」


おおっ、今の私すっごく令嬢っぽくない?いやまあ一応れっきとした公爵令嬢なんだけどさ(照)

兄あたりが、私の受け答えを聞いてたら指さして笑いそう。折ってやるけどな!がるるる。


「それで、なんで、お前さんが呼び出されたのか気にならないかね?」

「それは…気になります。ばたばた周囲が寝てしまうなんて初めてですもの」


そう!そうだよ!かわいい生徒がぼっちの危機だよ!

それともなにさ、若い(11歳)魅力に満ち溢れた私にメロメロだとでも言うの??

ロリコンなの?いくらなんでも犯罪だから、警察呼んで!やっぱり弁護士?

かわいい❤からっていい気になるなよ!

っていうか、さんざん茶化しといて何なんだけど、起きてすぐ普通とかありえないしあんなの見たこと無いしなあ。

ええい、くらえ!魔法『ただ長いだけのつまんないご挨拶☆』とかだったら、前世の校長先生も使ったりしてましたけど?

寝た生徒は容赦なく先生にボコされてましたけど?


「リカルダ様は、ずいぶんと『魔法耐性』が強いようじゃな」

「……『魔法』ですか?」


ぱちくりと思わず瞬きをして聞き返す。

なんじゃあ、そりゃああ。聞きましたお嬢さん。

もうね、兄にフラグちらつかされてからそのキーワードほんっとに気になるやつだからね!

乙女ゲームだからってとりあえずイケメンと魔法出しときゃ安心とかほんとやめてよね!

11年間生きてきて、一回も聞いたことない言葉だからね!それ!

こうやっていろいろ誤魔化し誤魔化し生きてるけど、私、言うより傷つきやすい乙女とうふメンタルだからね!

あ、駄目だ。冗談にしても鼻で笑う兄の顔が頭に浮かんでくるからこれは却下で!却下で!

昨日も侍女にさらっさらの髪をどうにかせえって話になったときに

「私、ねこっけってやつなのかしら?(ドキドキ)」って聞いたら、「お嬢様の髪は虎くらいの強度があるので大丈夫です」とか言われたしね。

虎並みの強度を持ってるらしいです。私の髪。


だから!話がずれるっていうの!やめなさい私の妄想癖!メッ!こら!ダメ!


「……『魔法』とは、何ですか?今までに聞いたこともありませんが」

「リカルダ様は、どうしてこの国の『学園』が『11歳』から始まるのか、考えたことはおありかな?」


話、そらされた!?

え、えーと。確かに変なタイミングだなーとは思うし、最短18歳で結婚しちゃうこと考えると確かに教育を始めるのが遅いよね。

もっと早くから学ぶ機会があれば、もっと自由に教育も選択できるだろうし、何より若けりゃ若いほど物覚えがいい。

なんといっても変な年頃よね。11歳って。

いくら、素養があれば17歳から幾つまででも無償で好き放題勉強し放題だからって言ったって…。ん?んん?


「……素養…ですか?」


17歳から好き放題勉強できる。でも、すべての国民が一定年齢はかならず通う義務。

行かなくてもいいんじゃないの?っていう私や兄や殿下でも飛び級OKだけど、少なくとも必ずいなきゃなんない11歳~16歳までの5年間。

そこから先は『推薦』でしか行けないって聞いている。まぁ、私行く気マンマンだったけど。

あれ?ちょっと待って私、賢くね?

乙女ゲームでご都合主義だから、思春期の男女とりあえず集めちゃえ☆結婚率ここでUP☆ついでに識字率もあげちゃうぞ☆

みたいな話だとずっと思ってたけど。

ひょっとして、違う…の?


「ほ。そこに自分で気づいたかね」


うっわー。ビンゴです。当てにいっちゃったよ。私ガツガツしすぎじゃね?

おじいちゃん先生(学園長)の、「ほ」が来ましたよ!おいしくいただきます❤

人間兵器になれとか、大砲になれとか、ダーリンの浮気者!おしおきだっちゃー☆っていうのはマジで無理な話なんで勘弁してください。

ダーリンいないし。むしろ、欲しいし!かわいい癒し系絶賛募集中です☆

荷が!荷が重いい!積み荷は燃やして…!

イヤだよう。もう、これ以上変なフラグとかいらないよー。たすけてー(涙)

4年後のヒロインちゃんに会いたくて会いたくて震えるだけで、ゆるしてよ!

私には、南の領地をとりあえず、今以上のステキ領地にするっていう使命と義務があるんですー!(怒)

宰相なんてやってる父の見習いをしながら、内政チートで無双する予定なんです!(まあ、これは冗談だけど)

そのために、ここに来たの!

何も妄想に逃避してキャッキャウフフな遊びに来てるんじゃないっつーの!


「……………警戒されておるのかな?」


勿論、警戒してますとも。

それもばりっばりにね!

11歳の幼女を半泣きにさせていいと思ってんのかコラ!人権侵害で提訴じゃ!


「ええ。急に言われましても、私にはさっぱりわかりませんから」


まじ悪役令嬢なめんなよ!

伊達にやりたくもない悪役のタグを背負って生きてないからな!

そもそも屈したら、殿下のフラグとかすらどうでもよくなるじゃないか!

殿下に謝れ!土下座しろ!最終的には私もするから!

悪役ポジっていう私の存在意義をどうしてくれる!うわあん。


「10歳から15歳までに素養を調べて、適性があれば高等へやってさらに磨く。

 ここまでは理解しておられるじゃろ?」


まあね、伊達に二回目の人生だからそのくらいは分かるよ。

それなりに一回目の人生んときでも苦労したり遊んだり笑ったり喜んだり悲しんだりって人生をやってきてるからね。

乙女ゲームには全く興味がなかっただけで、それなりにゲームだってこなしてきたからね。


「………ええ、まあ」

「そんなに警戒せんでもよろしい」

「へ?え?え?」


ん?んん?え、な、何?急なシリアスモードにどっきどきしなくても大丈夫ってこと?

フラグじゃない?大丈夫?私、普通にやっていける?シリアスじゃないよこの話?

学園長から急なお呼び出し❤とかでも別に圧とかじゃない?大丈夫?

思わずうわずった声を出してしまい、目をぱちくりしていれば学園長は呵々大笑かかたいしょうする。


「先に素養が出ただけで、いずれ誰でも使えるようになるからの。

 特に純血主義に近い王家や公爵家に出るものは多い」


な、なーんだ。よかった!びっくりさせんなってー☆おじいちゃってば!もう!もう!!


「ただし、出るのが早すぎるんじゃ。

 念入りにかけている魔法に最後まで起きているなんて、この数年間でも稀なんじゃよ」

「……は、はあ…」


もう、公爵令嬢の仮面をかぶるのも面倒になって、等閑なおざりな返事を返せば学園長はいたずらっぽい笑顔を見せる。なんだよかわいいな!(ヤケ)


「あの睡眠魔法は魔法素養の確認で、寝落ちの順番で順位がつくんじゃ。

 だから、師たる教師よりもお前さんのほうが素養が強いって話しなだけなんじゃよ」

「あー……なるほど」


なるほどね!ハイスペックな悪役令嬢(知らないけど)だからそういうのも出ちゃうわけか。ああ、納得納得。

なーんだ、来週から『魔法少女☆リリカルリカルダ』(言いづらい)とかになったら困るって、マジで焦ったからやめようよ。

思わせぶりなの。深読みしようとする私。

もう、やっだー☆ヒロインちゃんじゃないんだから、何ヒロイン気取ってんの私。きもいんですけどww

最終兵器☆俺!とか、魔法少女☆リリカルリカルダ(呪文みたい)になったら本当に困るってば。

よーし。きたきた!調子出てきた、出てきた!


「というわけで、当分、君。儂に弟子入りじゃから」


……は?…はぁ?はああああああああ???


まだ、そのフラグも折れないみたいです(涙)

来週から魔法少女は嫌だよう…( ノД`)シクシク…。

リカは パッシブスキル『魔法耐性ひとのはなしきかない』を 持っていることに 気付かれた。

ピンチだ!⇒逃げたい

おや… リカ の ようすが…?(でっでっでっでけで)か~ら~の即Bボタン押しでしたー(笑)


そういう話にしたら終わらないよ!(涙)

そしてまだ魔法の説明にすらなっていないので、次に説明回が入ります。

リカがマジなときは私もマジになっています。(おい、なんでこうなった的な意味で)

次週!魔法少女☆リリカルリカルダお楽しみに!(嘘)

言いづらさ重視で『魔法少女リリカル☆リカルダ』にしなかった私を指さして笑って下さい。

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