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さとりと俺と我が家の愛犬!!

作者: 白黒ゆきち

どうも、毎度おなじみ白黒ゆきちです!


ここではこの話の補足説明をしたいと思います




今回出てくるある人物が喋るシーンがあるのですがさとりが能力で“彼”の思考を読み取り、孝幸の脳に送る事で孝幸には“彼”が普通に喋っているように聞こえている


という仕様です



詳しくはお話の中でどうぞ!

 カラッと晴れた日の午後の事である

俺は夏休みなのをいいことに昼過ぎまで惰眠だみんをむさぼっていた。こうしているといつまでも寝れそうな気分でとても心地が良い。




休みの日に目が覚めてまだまだ寝れるという気分で布団の中の暖かさを感じる事が出来るのはもう最高じゃないかと思う






そんな俺の至福の時間を見事に邪魔してくる話し声が聞こえてきた





さとり「…ふむふむ、成る程。それは確かに大変であるな、気持ちは分かるぞ。お主もなかなかに苦労しておるのだな。」




ゲン「クゥーン…」




孝幸「…さとり、何してんだ」




さとり「おお、起きたか。見ての通り、ゲンと話していたところである」



ゲン「わんわん!!」ペロペロ




孝幸「お前犬とも会話できたのか。…っていうかゲン、くすぐったいからやめろ。『おすわり』!」



ゲン「わふっ!」ちょこん





さとり「我が輩、心を持つ者とは大抵は話せるぞ。それにゲンはなかなかに年齢を重ねた犬であろう?若いのと違って話やすくて助かるぞ」




孝幸「へえー、そうなのか。じゃあさとり経由で俺とゲンが会話するのも…」




さとり「うむ、容易い事だな」




…マジかよ、長年一緒に暮らしてきた家族同然のゲンと話が出来るなんて。





さとり「ゲンもお主と話してみたかったらしいからな。我が輩がその事を伝えてから年甲斐も無くハシャぎだしてな」




ゲン「ワオーーーーーーーン!!」ふりふり





孝幸「……さとり!頼む、ゲンの言葉を訳して俺に伝えてくれ!」





さとり「そう急くでない。もとより、ゲンとの約束でもある。その役目、この覚りがしかと引き受けた。ゲン!準備はよいな?」




ゲン「わん!!!」




孝幸「…………」ドキドキ






さとり「ゆくぞ!!!!」
















ゲン『オッス!兄貴!おめぇの席ねぇから!!』




孝幸「ウソつけぇ!!!!!!!」






さとり「な…何事だ急に。いったいどうしたn…」



孝幸「ゲンがそんな事いうわけあるか!!お前適当に言ってるんじゃないだろうな!?」




さとり「いや、我が輩はゲンの言った事をそのまま…」





ゲン『兄貴!オレずっーと兄貴にこの台詞をキメたかったんす!ウッス!!』





孝幸「うわああああ!愛犬との初会話がこんなのなんて嫌だあああああああ…!!」




さとり「お、落ち着け孝幸!気をしっかりと保つのだ!」






ゲン「—————・・・・














孝幸「…………ハッ。」



孝幸「ぜぇぜぇ…。ゆ、ゆめ…?」





孝幸「…………ははは」








孝幸「最悪の夢じゃねえかァァァァアアアァ!!!!!!!!」








・・・・


——じゃねえかァァァァアアアア!!!!!!!!





さとり「何を叫んでおるのだ…あやつは…」






ゲン『騒がしい坊主ですみませんのう、覚り殿』




さとり「いやなに、主が謝る事では…————

ここまでお疲れ様でした。今後もちょくちょく短編を投稿したいと思ってますのでよろしくお願いします!

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