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反面教師  作者: honey69
3/4

時間を守らない大人にはなりたくない



「結月ちゃん、カッター取ってくれる?ありがとう。」


「うん」


「ん?これ、カッターじゃなくてナイフだよ。なんか怖いよ」


我がクラスは文化祭でお化け屋敷をやることになった。そして、今はその準備中である。私は教室の装飾を任されたのだが…。組んだ相手が悪かった。


「あっ、間違えちゃった。どうしよぉ、ゆきりんっ」


「大丈夫だょ、ゆづちゃん。月森さん、ゆづちゃんを怒らないで?怒るなら僕を怒って!」


「ゆきりんっ。ゆづ、嬉しい。庇ってくれるなんて!」


今すぐダンボールの下敷きになって絶命すればいいのに。


「おはよう、諸君。今日も良い朝だね」


本気で殺意を覚えそうになったとき、彼は現れた…と思ったら、委員長に叩かれていた。


「先生、昼です。朝ではありません。教師が堂々と遅刻してどうすんだぁ!!」


「…すみません」


作業能率が悪くて殺気立っていたのは委員長だったようだ。

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