短編の間特別編#4- 文字に金が透ける
掲載日:2026/02/21
湧き水を 売る荒療治 透ける金
脳の真結び 解くこだわり
私はこの数日、作家の工程を一つ放棄している。
ある種、湧き上がった天然水を無加工で提供していると言える。
湧き水は美味であるが、私のこだわりではない。
私はそこに「対価」を頂くことは出来ない。
逆を言えば、私の手解きを受けていない湧き水が、「対価」を払った者だけ得られる特権になってはいけない。人間が等しく得られるものでなければならない。
私はここに「報酬」を得る方法を知らない。知らなくてもよい。
しかしそれだけでは骸となるため、ここに集う多くの作家さんの「想い」を是非とも受け取りに来てほしい。
私は以降、工程を増やした「物語」を提供し、「対価」を頂戴できるよう励む次第だ。
一旦湧き水とはおさらばしよう。




