新・私のエッセイ~ 第264弾:大学数学関連の、ちょっと変わった切り口の専門書の紹介❤❤
・・・いやー、こんな素敵な専門書があったのか♪
世の中、広いものですな(笑)。
「お堅いイメージ」の大学数学や物理の専門書なんですが・・・
探せばあるんですねぇ~、こんな変わり者のヤツが。
高校数学の、やたらノリのいい『坂田アキラ・シリーズ』とも、
馬場敬之先生の「マセマシリーズ」なんかをはじめとする、
いわゆる『講義系参考書』ともちがいます。
なんつーのかな、
読者をなごませ、安心させるような要素が満載なんよ♪
もぉ・・・
「脱線」しまくり(笑)。
それでいて、肝心の『芯』はけっして外さないし、
しっかりとした解説と、本格的で難解な数式もちゃんと出てきます。
ときおり登場する、
イラストや挿絵もいいですね♪
・・・一例を引用して紹介してみましょうかね。
講談社の、
『なっとくする偏微分方程式』(=定価2700円)より。
1.私の勤める千葉大学のそばに、「ぎあまん亭」という名のおいしい中華料理屋さんがある。昼ごはんを食べに・・・
2.当分の間、水面はナマズが動いたことは知る由もない。
3.ホットコーヒーとコーヒーゼリーが同じ高さまでカップに入っているので、初めの状況では・・・
4.水面をボサッと眺めていたら、風が吹いていないのに水面がざわめいた。どうしたんだろう・・・?
5.まず、もろキュウ用のキュウリを冷やす場面。もちろん円柱座標を採用する。中心軸から放射方向に・・・
6.私は味噌が好きである。味噌汁、味噌ラーメン、味噌おでんなどなど。キュウリにも味噌をつけて食べる。
7.ラプラス変換は、ウラの世界への変換である。(中略)山本リンダさんが歌う、♪♪ ウララ、ウララ、ウラウララ は、私からすると、ラプラス変換法の応援歌である。
8.スイカの半径が20cmから小玉スイカになって、半分の10cmになると、冷やす時間が4分の1の5時間で済む。
9.プリン、もろキュウ、スイカ、トマト、チャーハンと食べ物の話ばかりになってしまった。偏微分方程式を身近に感じてもらうには都合がよい。
10.そうだ。これからの人生を、もっと定量的に生きていこう。プリンのカラメルのしみ込み具合やキュウリやスイカの冷え具合を予測できる。
中華鍋の柄手の温度を心配せずに、チャーハンを食べることができる。
・・・とまぁ、
こんな具合でやんす❤❤
でもね、
目次をご覧になれば、この書籍も、
かなりの「本格派」だっちゅーことが、
よーーくと理解できるのよ♪
たとえばね・・・
①:無次元化とは「基準値との比」で表すこと
②:さまざまな座標でのナブラとラプラシアンの公式
③:偏微分VS重積分
④:いわゆる常微分方程式をつくる
⑤:熱と運動量の一般式はアナロジーからつくる
⑥:偏微分方程式の解法の分類
・・・など。
チャラい箇所もありますけど、
マジで中身は『本物』ですって。
著者はちがってはいますが、
類書がたくさんありますので、
以下にずらっと紹介して、このエッセイをシメますね。
・・・ぜひ、参考になさってくだされ❤❤
気に入ったシリーズなので、
ぼくも少しずつ買いますよ、と♪
(※)ほかにも、東京大学出版会と培風館、裳華房の3つの優秀な出版社の数学専門書を、ぼくは、しゅくしゅくとコレクションしていきますゾ~❤
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
では、
講談社の大好評の【なっとくシリーズ】の紹介リストなのっ❤❤
(※)ちなみに、巻末に書かれたキャッチフレーズは・・・「やさしい、くわしい、だからなっとく!!」
1.『なっとくする熱力学』
2.『なっとくする統計力学』
3.『なっとくする量子力学』
4.『なっとくする電気回路』
5.『なっとくする電子回路』
6.『なっとくする電磁気学』
7.『なっとくする物理数学』
8.『なっとくする解析力学』
9.『なっとくする相対性理論』
10.『なっとくするディジタル電子回路』
11.『なっとくする宇宙論』
12.『なっとくする音・光・電波』
13.『なっとくする基礎 科学英語』
14.『なっとくするフーリエ変換』
15.『なっとくする行列・ベクトル解析』
16.『なっとくする微分方程式』
17.『なっとくする複素関数』
18.『なっとくする虚数・複素数の物理数学』
19.『なっとくする数理ファイナンス』
20.『なっとくする科学英会話(CD付き)』
21.『なっとくするベクトル』
22.『なっとくする電気数学』
23.『なっとくする数学記号』
24.『なっとくする集合・位相』
25.『なっとくする微積分』
26.『なっとくする電気の法則』
27.『なっとくする量子化学』
28.『なっとくする一般力学』
29.『なっとくする材料力学』
30.『なっとくするオイラーとフェルマー』
31.『なっとくする統計』
32.『なっとくする流体力学』
33.『なっとくする化学数学』
34.『なっとくする生化学』
35.『なっとくする有機化学』
36.『なっとくするベクトル解析』
37.『なっとくする無限の話』
38.『なっとくする物理化学』
39.『なっとくする確率』
40.『なっとくする偏微分方程式』
41.『なっとくする演習・熱力学』
42.『なっとくする演習・電磁気学』
43.『なっとくする演習・量子力学』
44.『なっとくする演習・行列 ベクトル』
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
追伸:
『なっとくする偏微分方程式』の書籍に付属の「帯」の文言を、
以下に引用紹介しますね♪
「数学者には書けない! 偏微分方程式をつくって、解いて、味わう本」




