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【第53話 座敷の女発動?】
友紀は課題を克服することに精一杯だったが、なかなか合格がもらえない。「友紀の起用は間違いだったのでは?」という意見さえあった。
トレーナーは友紀の成長を願い、敢えて友紀を起用したのである。友紀はその期待を力に変えて、皆からのアドバイスを取り入れて頑張っていた。しかし、掃除機が上手くかけられず、目からは涙がボロボロこぼれた。
ダスター拭きの時には泣きながら作業していたので、サブリーダーが「座敷の女」と言い出した。スイリュウは友紀のそんな様子を見て、「頑張っているから余計に歯がゆい」と、完全に友紀の味方だった。
リーダーは「友紀は課題を一気に解決しようとし過ぎだ」と指摘した。それは座敷メンバーだけでなく、友紀自身も感じていたことだった。「トレーナーさん、悔しいよ!」初めて宝尼で感情をぶつけた友紀は、なぜなかなか課題を克服できないのかと日報に書いていた。それは翌日、ある人物により解決することとなった。




