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掃除戦隊セイソウジャー  作者: yukichi
祖母の死、それでも前に編
37/121

【第37話 社長来訪、友紀の正体】

友紀は、オフィスメイクやお団子スタイルにずいぶんと慣れてきた。ダイエットには停滞期もあったが、千晶は「筋肉量が増えて体脂肪率が減っていれば十分」と話していた。

そんなある日、宝尼店に社長が訪れた。

最初は社長だとは気づかなかったが、店内にただならぬ緊張感が漂っていた。友紀は新たに任されたカスター補充(お箸、紙ナプキン、つまようじ)に頭を悩ませながらも、丁寧に作業を進めていた。

社長は店長やマネージャー、厨房スタッフに的確な指示を出していた。皆が熱心にメモを取っている。友紀も必死にメモを取り、時間はかかったが一つ一つの作業をしっかりとこなしていった。

すると、社長が友紀の方へやってきた。

「朝長さん、清掃スタッフとして頑張っているね」

トレーナーが驚いて尋ねた。「名札を見たのですか?」

「朝長さんは本社で3つの部署を経て、清掃スタッフになったんだ。10年以上も頑張ってくれている」社長は続けた。「朝長さんの努力は、社長室からも見ていたよ」

友紀は照れくさそうに顔を赤らめた。「これからも頑張ります」それだけ言うのが精一杯だった。

社長から肩を叩かれた友紀は、嬉しさのあまり思わず力が入ってしまったのか、着ているベストに小さな穴が空いてしまった。後日、友紀は自分でその穴を丁寧に縫い直していた。

トレーナーはその姿を見て感心した。「友紀の持続力が素晴らしい理由が分かったよ」

友紀は童顔で若く見えるが、実はアラサーである。しかしトレーナーは言った。「上昇志向が強くて、これからが楽しみな女性だね」

友紀はさらなる向上を目指して頑張っていこうと、心に誓った。

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