【第28話 結成。龍神ズ】
友紀は、黒龍との正式な契約を結ぶために、朱雀寮の会議室に集まった。そこにはアカリュー、ハクリュー、キリュウ、スイリュウ、オパといった仲間たちも勢揃いしていた。黒龍と一緒に、ついに五体目の龍神としてチームを結成することになったのだ。
「いよいよだね!」友紀が元気よく言うと、黒龍も少し照れくさそうにニコリと笑った。
「これで二度と闇落ちできないようにするんだからな!」と意気込む黒龍に、アカリューがしっかり頷く。
「リーダーはアカリューだから、責任重大だよ。頼りにしてるからね!」
「任せて!」アカリューは心強く返事をした。
会議では、メンバーの役割も決まった。黒龍はサブリーダー、キリュウが書記、ハクリューが会計、スイリュウが招集係、そしてオパは伝達係。皆それぞれの役割をしっかりと確認し合った。
「情報の確認時は、こちらのオートメモを使うといいよ」オパが首から下げたオートメモを見せた。
「言ったか言ってないか、これで一目瞭然ね」と友紀が追加すると、みんな大きく頷いた。
「デジタルツールを活用するなんて、便利だね」スイリュウが眼鏡をかけ直しながら言う。
チームの統一感を出すため、全員が同じ制服を着ることになった。黒のズボンに青のポロシャツ。左襟には「RS」のロゴが刺繍されていて、みんなとても似合っていた。
オパは桜色の髪をハーフアップにまとめ、スイリュウは赤いメガネでぱっちりとした目元を強調している。ハクリューは短めの白髪をさっぱりとスタイリングし、キリュウはお団子ヘアにまとめていた。黒龍は襟足でまとまりのある黒髪、アカリューは暗めの赤い髪をさりげなく流している。全員の制服姿は清潔感があり、「龍神ズ」というチーム名がぴったりだった。
「なるほど、それでRSなんだね」と友紀が呟くと、メンバーは一斉に笑顔になった。
大変な時には助け合って、素晴らしいチームにしなければ——友紀は心の中でそう誓った。
「似合っている」と素戔嗚尊や大龍神も褒めてくれた言葉を胸に、龍神ズはますますその思いを強くした。
「友紀の制服姿がカッコイイから真似をしたんだ」アカリューが照れくさそうに言い、友紀はついつい笑ってしまった。
「私も、皆に負けないかっこいいスタッフになりたいな」友紀は心からそう願った。




