第6話 国王に会ってみよう!!
〘 ???視点〙
人間が眠り悪魔が活発になる夜に終わりが告げられる。
朝日が昇り悪魔が闇に消え人間が活発になる時間が始まる時。
一つの声が夜の終わりを告げる。
「天に潜みし者達よ――我らが王の目覚めに喜びそして我らの王の忠実なしもべとして我らが王の全ての願いを叶えるのだ!天使の王のへの忠誠エンジェルフォロウ…」
〘スディア視点 〙
「スデ……ス …ィア…スディア起きてください」
俺を起こす声が段々と大きくなって行く。
「はっはい起きました」
その声の大きさに驚き俺は、飛び起きてしまった。
「起きましたね。スディア急いで準備してください。準備出来たら呼んでください今日は、王に会いに行くんですから」
「分かりました」
どうやら朝から王に会いに行くらしい。
その為朝早くに起こされ準備させられているわけである。
「準備出来ました母さん」
「やっとですかでは、食事の準備が出来てるようなので行きますよ」
「分かりました」
俺は、凍華の言われた通りに動き朝食をとる事にした。
「おはようスディア」
「おはようございます父さん」
宿二階の寝室から宿一階の食事処へと移動した。
食事処には、先にジラが食事をとっていた。
食事処のテーブルには、パンにスープっと言った普段家で食べている朝食と同じ物が出ていた事に少し驚いた。
「少し驚いてるようですね」
表情から読み取ったのか凍華が話しかけてきた
「はいこんな貴族が使う宿でいつもの朝食が出るとは、思わなかったので」
「本来ならちゃんと貴族らしい豪華な朝食が出るはずなんですけど頼べばリクエストに応えた朝食を出してくれるんですよ」
「そうなんですね」
なるほどやっぱり貴族なんだな家もと思いつつ朝食を食べる。
「美味しいですね」
思った言葉が口に出てしまった。
普段の朝食よりも美味いと言いたいが言ったら凍華に刺されそうなのでやめておく。
そんな事を考えていると食事は、気づいたら消えていた。
「ごちそうさまです」
「食べましたね。なら外に馬車が待ってますから早く乗ってください」
「分かりました」
俺は、凍華の指示に従い外にでる。
外には、馬車が待機しており御者としてマクアも待機していた。
「おはようございますスディア様」
「おはようマクア」
マクアと挨拶を挨拶を交わす
「どうぞ馬車にお乗り下さい」
「ありがとう」
マクアの言う通り馬車に乗って待っていると。
「ジラ!!」
っと言う叫び声が聞こえた。
どうやらジラが朝食を食べた後準備すると言って部屋に帰ってそのまま寝たらしい。
大丈夫か?なんて思いながら俺は、待っていたのだが…
ジラが引きづられながら連れてこられているのが分かった。
「さてと行きましょうか。マクアさんお願いします」
「お任せ下さいスノー様」
そして俺達は、王城に向かっていく。
王城に向かっている最中朝早くと言うことそして王直々の呼び出しであることから昨日と同じく視線が痛い。
馬車の中で誰も話さず向かっているのでよく外の事が聞こえる。
なので色んな声が聞こえる。
「何かやらかしたんじゃないのか?」
「スノーって庶民から貴族になった身でしょ何か裏で悪い手口でも使ってたんだわ」
などの恨みから来る言葉なのか庶民からの出と言っていた事から未だに見下している貴族がいるようだ。
まぁいいか凍華ならどうにかするだろと思いながら外の声を聞いていると。
「天使様が今日来たんですよ」
「羨ましいですね」
とっ言う会話が聞こえてきた。
天使?確か翠属性を持った奴が生命の誕生に触れた時に見える謎の生物のような物だったっけか。
だがなぜ天使の話が出てきたのか気になるがまぁ今は、気にしないでおく。
「皆さんもう少しで着きますよ」
「分かりましたなら一応言っておきます」
「何をですか?」
「何があっても能力などを使って王の前で暴れないでくださいね」
「分かりました…」
《王どうします?昨日立てた作戦の何個かは、暴れる事前提ですよ》
《どうしようかね月食がばれたら戦闘でどつにかするつもりだったけど戦闘禁止されちゃったからな》
《そうですね禁止にされてしまっては、逃げることしかできません》
《ならもう逃げに徹するでいいかもな》
《分かりました王よ》
月食がばれた場合逃げに徹してもらう事にした。
そして月食に逃げてもらい月食を悪者にしてこっちは、関係ないという状況を作り罪を有耶無耶にして逃げるつもりだ。
そんなことを考えていると。
「着きましたよ」
と言う声が聞こえた。
どうやら有耶無耶にする方法を考えているとどうやら着いたようだ。
まぁ月食は、強いから最悪何とかするだろう。
「では、行きましょうか」
「おう行くか」
馬車の中で平然と寝ていたジラが目が覚め普段の調子に戻ったようで今から国王に元気すぎて逆に爆弾を踏みそうで怖い。
「行きますよスディア」
大丈夫か?などと考えていたら凍華に呼ばれ王城の中に入り国王に会いにいく。
「流石に広いですね」
「それは、そうですよ国の王が住む城ですからね」
広いのは、当たり前のように返されるがまぁ王が住んでる城なので広いのは、当たり前なのだから仕方ない。
「この先です」
その言葉の通り目の前には、この城の中で一番豪華な扉があった。
「ありがとうございます。では、行きますよ」
「分かりました母さん」
「国王と最後に会ったのは、何年も前だったからな楽しみだ」
何やらジラが気になる発言をしていたので後で聞いてみるか。
扉に向かって歩いていくと扉の前に立っていた兵士が扉を開けながらこう言った。
「スノー様御一行ご到着」
それと同時に扉が開ききる。
扉の先には、玉座に座る国王と臣下が待っていた。
国王は、意外と若く凍華やジラと歳は、同じくらいに見える。
そして最後にマクアが前に歩き出し国王に耳打ちし国王の横に立った。
すっごいなーなんて見ていると凍華が跪きそれと同時にジラも跪いていたので俺も慌てて跪く。
「よくぞ来たスノーにジラ」
「お久しぶりです国王陛下」
「あぁ久しぶりだな。だがいくら臣下の前だからって敬語じゃなくていいぞ」
「そうですか?まぁ貴方が言うならそうしましょうか」
「そうだな国王が言うなら仕方ないよな。もういいぞスディア」
状況が分からず混乱している俺に楽にしていいとジラが言ってきた。
「どういう事ですか?」
「お前ら自分の息子に我との関係を話してないのか?」
「話してないですね」
「なぜ話して無いんだ?」
「話すとめんどくさい事になるからですよ」
「そんなに我との関係は、めんどくさいか?」
「めんどくさいですよ」
スノーと普通に会話している。そしてジラとも面識があるようだが意味がわからない。
流石に我慢の限界なので聞いて見ることにした。
「あの?国王様?母さん?父さん?何が起こってるんですか?」
「あぁそうでしたね説明しないと」
「なら我がやろう」
「なら説明は、任せますけどいい加減我って一人称どうにかならないんですか?」
「ならないな!俺って一人称でもいいんだが俺だと国王感がないからな我にした」
「はぁ相変わらずですね」
そんな話をしているが早く説明してくれ!
「あの説明を頼みたいんですけど?」
「あぁすまないすまないどう説明するか悩んでるんだ待ってくれ」
「説明は、任せてくれって言ってただろお前」
「うるさいぞジラ」
「お前の方がうるせぇよ」
っと同級生見たいな話をしている。
「いいから早く説明してください。それと臣下の皆様の前ですから落ち着いてください」
「あぁ悪い悪い」
「あぁすまなかったな」
凍華が二人をまとめて居るようだ。
「とりあえず説明を…」
失礼じゃないように国王に頼むと
「あぁすまなかった」
その一言と共に王は、手を叩き
「俺達は、学園に通ってた時の話だ」
っと語り出した。
「俺達は、三区の学校に通っていた。我は、王家の出と言うこともあり三区の学校で学ぶのが確定しておりスノーとジラは、庶民の出と言うこともあり入学前に学力や属性魔力を調べるん だがそこで桁違いの実力を表し三区の学校に入学する事となった」
「なるほどつまりは、学友って事ですか?」
「あぁそうだ」
「へぇ面白いですね」
「そうだろう面白いだろう。流石は、ジラと凍華の息子だな話がわかる」
「それは、ありがとうございます」
どうやら気に入られたようだこれは、ラッキーだなと考えていると。
「こほん。陛下そろそろ本題を」
「あぁそうだな」
臣下の人が痺れを切らしたのか本題に上手いこと誘導した。
「では、まずスディア」
「はい」
「こっちに来てくれお前の属性などを調べるとしよう」
「わっわかりました…」
いきなりまずいことになった。
《どうしましょうか?王よ》
《ばれないことを祈るしかないだろ。一応逃げる準備しとけ》
《分かりました》
俺は、歩いて国王の前に行く。
月食が逃げる準備をする時間を少しでも稼ぎたいのでどうやって調べるか聞いてみることにした。
「国王様どうやって調べるんですか?」
「あぁ国王じゃなくていいぞ陛下でもお前でもいい」
お前は、流石にダメだろっと思ったので王様と呼ぶとしよう。
「分かりました王様」
「そんなに変わってないじゃないかっと言いたいがまぁいい。どうやって調べるかなんだがそれは、我が直々に触れると調べられる」
「つまりは、王様の外なる属性ですか?」
「あぁそうだ」
「なるほど教えて頂きありがとうございます」
「もういいなジラと凍華の子供だからなどれだけ強いか期待してるんだ」
「ありがとうございます」
「では、触れるぞ」
そして俺は、国王に触れられた。
その瞬間国王は、青ざめすぐさま俺から距離を取った。
「スディアお前その力は、なんだ!」
国王が叫んだ。
その叫び声と国王の動きから兵士の人達は、俺に武器を向けている。
「その力?とは、なんでしょうか?」
「しらばっくれるな!お前の力は、悪魔の頂点に立つ力だ。お前が本気になればアマテラス国は、お前一人によって滅びる事になる。そんな力をお前は、持っているんだ」
「………」
さてとどうするか。
ジラや凍華に助けを求める訳にも行かんし。
ここで月食を呼ぶ訳にも行かない。
変な説明をする訳にも行かない。
さてとどうするか。
「あの陛下この前と同じように力の使い方を聞いてみては、どうでしょうか?」
そう提案したのは、マクアだった。
そしてマクアの発言が引っかかったが今は、気にしている場合では、無いので置いておく。
「陛下落ち着いてください」
っと臣下の人達が国王を宥めている。
「あぁすまなかったスディアもすまなかったな」
「いえ気にしていないので大丈夫ですよ」
「あぁそう言って貰えると助かる」
とりあえず一旦落ち着いたようで再び玉座に座り話を再開しだした。
「スディアお前の力は、堕天っと言う力で悪魔の王と呼ばれる者が持つ力だ。この力は、死や弱体化などを司る力だ。それだけならまだ良かったのだがな」
「何かあったんですか?」
「お前の属性魔力が翠のせいでただでさえ翠で死を少し操れるのにそこに堕天を合わせたら人間なんて好き勝手に殺すことが出来てしまう」
「なるほど」
「そこでお前に問いたい。その力をどう使う?」
いい事のために使うと言いたいがそれだと堕天が使いにくくなってしまう。
それに自分のためと言っても危険だと思われ捕まる可能性もあるが基本自分のために使いたい。
さてとどうしたものか?最悪指名手配などをくらってもいいんだが国王の協力があると頼もしいんだがな…
はぁ腹を決めるか駄目だったら逃げるとしよう。
「この力をどう使うかですか」
「あぁそうだ」
「なら僕は、この力を自分のために使います」
、
その言葉を発した瞬間武器を収めていた兵士達が俺目掛けて武器を向けている。
「自分の為に使うとは、つまりは、悪事に使うこともあるっということか?」
「はいあります」
「………」
周りが黙り静寂に包まれたがお構い無しに俺は、話を続ける。
「ですが。いい事にも使います。そして悪事に手を染めるっと言ってもその時は、家族や恋人それに友人などの僕が愛した人
が危険に陥った場合のみです。基本は、いい事だけに使います」
「なるほどなお前の言い分は、分かった。では、スディア我からもう一つ聞きたいことがある」
「はいなんでしょうか」
「もしお前が暴走し誰も止めることが出来ない状態になったらお前は、殺されてでも自分を止めて欲しいとは、思うか?」「はいそれで家族や恋人などを気づつけてしまうなら殺して欲しいです」
その言葉に王は、にやりと笑みを浮かべこう言った。
「まさかあいつと同じ回答をするとはなスディアお前の力の使い方には、期待しておくぞ」
「えっ?いいんですか?」
「あぁお前の回答は、気に入った。それにあいつと同じ回答するなんて面白いからな」
あいつ?って誰だ?そうえばマクアも言っていたな凄く気になるので聞くことにした
「あいつとは、誰なんですか?」
「あぁあいつって言うのは、お前とは、真逆の聖天の力を持ち属性は、翠そして生命しか操ることが出来ないやつだ」
あいつと言う存在と能力を聞いた瞬間俺は、笑ってしまった。
「やっと見つけたよ霧」
その発言に凍華は、驚いていたが王の前ということもあってか我慢していた。
「それと一つスディアに命令がある」
どうやら王には、さっきの発言が聞こえておらず何も無かったかのように話を進めるようだ。
「はいなんでしょうか王様」
「お前を三区の学校に入学する事を命令する」
「わかりました」
俺にこの命令をしたってことは、霧にも命令してるだろう。
三区の学校出会うのが楽しみだ。
「これでお前の件は、終わりだ。では、次に白黒結界事件の事を話してくれ嘘は、無しで頼むぞ」
「分かりました私が話しましょう」
そう名乗り出たのは、凍華だった。
まさかのゲーム参加者をスディアが見つけたっと発言してましたがほんとに参加者なんでしょうかね?
良かったら次回も読んでくれたら嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました。