第1話 この世界の事を聞いてみよう!〖前編〗
今回と来週投稿する話は、説明多めです。
今後重要な情報なので飽きずに似みて貰えると嬉しいです!
「じゃお前らまたいつか集まろうな」
その一言とともに俺達は、今の世界の魂を生け贄に異世界へ転生した。
(ん?眩しいな…ここは、一体どこだ)
回りを見てみると木造の天井に木造の壁で出来ている。
そしてふかふかのベットの上で目が覚めた。
そんな事を考えていると。
「おはようスディア」
「目覚めてくれてよかった」
と二つの声が聞こえた。
(どうやら異世界への転生は、成功したらしい。さて俺は、何番目に産まれたのかな?)
「あら泣かないのね」
「俺らの子だから強いんじゃないのか?だから泣かないとか」
「ある訳ないでしょ」
(ある訳ないだろ。はぁ母親は、真面目そうだが父親は、馬鹿そうだな…)
そんな事を考えていると眠気が襲ってきた
(うーん凄く眠いもう一回寝るか)
そうして俺はスディアと言う名前で第二の人生とゲームを同時にスタートした。
「スディアこれを運ぶのを手伝ってください」
「分かった」
俺がこっちの世界に転生してから三年がたった。
まぁこっちの世界では、一年は、前居た世界の二年分らしい。
(母さんは、今日も元気そうだな。こっちの世界の母さんの
名はスノー 氷属性の使い手らしい中々凄い母さんを引いたようだが父さんに関しては…父さん名はジラ 翠と言う属性らしい。まぁ頼りになる父さんでは、ある)
そんな事を考えていると食卓には、食事が並んでいた。
「今日のご飯は、破巡のイノシシのステーキです」
「美味しそうだね。いただきます」
(美味しいんだけど破巡のイノシシって災害レベルの魔物のはずなんだけどな…母さんが強すぎる…まぁ少し気になっていたしこの世界について聞いてみるか)
「母さんこの世界に付いて色々と教えてくれませんか?」
「あら改まってどうしたのですか?」
「僕は、この世界で旅をしてみたいんです!なのでこの世界の情報が知りたいんです。」
(あいつらとのゲームの為旅に出るとは、言えないな…)
「分かったりました。どんな事が知りたいでしょうか?」
(まぁこの世界の季節と力、魔物後は、国などが知れたらいいな。)
「この世界の季節や力である属性と呼ばれる物と魔物の事、後は、国などの事が知りたいです。」
「任せてください私は、この世界について詳しいですから。
まずは、季節からお話しますね」
「まずこの世界の季節は、春裂燐夏秋朱冬破と言う八つの季節があるのよ。
春は、全ての生物が落ち着いています。 春だけは、人間も戦争などは、控えるって決まりがありますから貴方も春の季節に喧嘩などを起こさないでくださいね。裂は、落ち着いてた生物が荒れ始める時期です。外を旅する時は、気をつけてくださいね。破は、破巡 破燐 破朱の破と着く三つの種族が活性化して世界中で暴れ回る季節です。もし遭遇したら絶対に逃げてくださいね。」
「なるほど破の季節は、気をつけますね。」
(元いた世界と同じ春夏秋冬と一緒に。裂 燐 朱 破と言う四つの季節的な物があるだからこっちの一年は、あっちの二年なのか。)
「次は、属性について知りたいです。」
「分かりました。」
「まず前提に属性とは、属性魔力と呼ばれます。属性魔力は、世界最強の力です。武道をどれだけ極めても属性魔力の前では、意味を成しません。では武道を極める意味が無いのかと言うとそうでもありません。属性魔力は、全人類共通で持ってる物ですが、それともう一つ外なる属性があります。そして属性魔力は、全部で六つ火 水 風 雷 氷 翠があります。」
(属性魔力は、この世界共通の力ってことだな、で外なる属性は、個人個人が持っている能力的なものか)
「なるほど母さんは、氷属性の使い手なんですよね。使い手と言ってもどれほどの物なんですか?」
「そうですねぇ氷帝ですかね。」
「氷帝と言うのは、どれほどの物なのですか?」
「そうでしたね!まずは、そこから説明しないとですね。
この世界に六属性ある事は、説明しましたよね。」
「はい火 水 風 雷 氷 翠ですよね。」
「そうです。その六属性の内翠を除いた五属性は、極めれば極めるほど階級が上がっていくのです。その頂点が帝と付く物なんです。」
「つまり母さんは、氷属性の頂点という事ですか?」
(ならあいつらの実力ならそのうち頂点になるだろう。頂点になったやつに適当に触れて捕まえたって言ってみるのもありかもな。)
「少し違いますね私は、氷属性の頂点の一人の方が正しいでしょう。」
「頂点の一人…つまりは、その属性の頂点に達した者が何人も居るという事ですか?」
「はいそうです」
(誤算だ頂点が何人も居るとなると頂点のやつに片っ端から触れて捕まえたと言ってしまうとそれが頂点の奴らの間で噂になって逆に捕まってしまうな…この作戦は、ボツだ。)
「そうえば階級があるって言ってましたけど何段階あるんですか?」
「三段階ですね。例えば氷なら氷から吹雪そして氷帝となります。他の属性も同じように三段階で名前が変わる方式で分けられています。」
「他の属性の階級の名前も教えてください」
「そうですね…」
火を極めると火炎となり更に極めると炎帝となる
水を極めると深海となり更に極めると水帝となる
風を極めると嵐となり更に極めると風帝となる
雷を極めると雷電になり更に極めると雷帝となる
氷を極めると吹雪となり更に極めると氷帝となる
(母さんに説明して貰ったが基本的に階級を上げるのは、ある程度の才能が必要でありほとんどの人が最初の火や水で止まってしまうらしい。多少才能があるものですら帝と着く階級には、登れないらしい。なら俺もあいつらもそのうち帝と呼ばれる所に行けるだろう。ならわざと一個前の階級で止めて疑われないように近づくのもありなのでは、無いか?まぁいい今は、この世界のことを知らなくては。そうえば翠には、何も無いのか?少し気になるな聞いてみるか。)
「母さん少し気になったんですけど、翠には、階級とかは、無いんですか?」
「翠には、階級は、ありません。何故なら翠が生命を操る属性だからです。生命を操る属性に階級を付けてしまえば誰も逆らえなくなるので階級は、ありません。」
「では、属性が翠の人は、どのように強さを分けてるのですか?」
「それは、どれだけ生命を操れるかで決まっています。
例を挙げると枯れた木を再生する事が出来たら三段階の内の二段階目辺りですね。」
「帝の階級は、あるんですか?」
「帝の階級のまでなると人の生命すら操れます。そこまで行くと国単位で囲いに来るか討伐に来ます。ですが基本翠属性は、産まれることが少ないのとそこまで数が多くないので基本的に帝の階級に至る翠の使い手は、今まで居た事は、ありません」
(そうなると属性翠を引いた場合は、気をつけないとな下手に目立つとすぐ掴まっちまう)
「ちょうどいいので明日スディアの属性を調べて見ましょうか。」
「分かりました明日が楽しみです!」
「では、次この世界の魔物の事を話しましょうか」
「お願いします!!」
分かりずらかった場所もあるので補足説明いれておきます!
まず属性魔力は、共有の力と呼んでいますが、これに関しては、魔法と同じように覚える事で使えると思ってください。
ですが使える属性は、産まれた時の才能で決まっており他の属性を扱うことは、出来ません。
そして外なる属性なんですがこれは、能力とでも思ってください。その人だけが持つ固有の力それが外なる属性です。
補足説明は、以上です。
読んでくださってありがとうございました。
また来週も見てくれると嬉しいです。