表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王が勇者で勇者が魔王  作者: dyそn
1/1

魔王誕生

私は魔法使いのアイリス。

国王の娘をさらったという魔王を倒すために1000年に一度の天才と言われている

勇者とその仲間である戦士と僧侶の四人で冒険している。


ここから始まるのは、三年間の冒険の末

魔王を倒した後の物語である。








「魔王もさすがにレベル92の最強装備

 1000年に一度の天才勇者様には勝てなかったな

 がっははははは。」

あそこで偉そうに偉そうに話をしているのはうちのパーティーの戦士だ。

レベルは35。私と僧侶と同じレベルだ。

魔王の攻撃はすべて勇者が受け勇者だけで勝ったようなものだ。

ほんと勇者には頭が上がらない。

「さすが勇者!勇者に勝てる奴なんてこの世に一人もいないよね!!」

「まぁな。俺が世界最強だからな。」

あそこで二人でいちゃついてるのがうちの僧侶と勇者だ。

きっと僧侶は勇者に気があるんだろう。

小さいころからの幼馴染らしく、勇者に泣きながら頼んでついてきたらしい。

わたしも、勇者と幼馴染だったら…

「早く、お姫様を助けに行くわよ!」

そんな想いを胸に秘め勇者たちを促す。

四人で大きな扉の前に立つ。

扉を開けるとそこには今まで見たことないような

絶世の美女がそこに立っていた。

「勇者様、助けてくださりありがとうございました。」

「…」

「この御恩はいつか必ず返したいと思います。」

「…」

「勇者どうしたの?

 お姫様が話してるのにぼーとして。」

僧侶が勇者に反応を促す。

勇者は顔が何か信じられないものを見ているような顔をしている。

「フハハハハハ

 魔王よ!貴様の気持ちがわかったぞ!」

「ど、どうしたの勇者?」

僧侶が勇者を心配して手を握る。

その手を振り払い、勇者はお姫様を自分に引き寄せ

たからかに宣言する。

「俺はこいつと結婚する。

そして、今日から俺が魔王だ!」








こうして、歴代史上最強の魔王が誕生した


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ