桜国記
高等部へと進級したばかりの少女、美月は、ある事情により心が壊れた双子の妹「みなも」と誰にも会わないよう、早朝に散歩をするのが日課だった。そんな春の朝、美月は桜の木の下で「彼女」と出会い、運命の車輪が廻りはじめる。深紫の瞳を持つ少女、美しい屍体、そして森の奥に棲む魔女……。美月は不可思議な「伝承」へと徐々に飲み込まれていくのであった。
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