不登校の彼の合格 (2)
不登校の生徒を国公立大学に入れる
やっぱり、塾のロマンですよね。
不登校になったのは、本人が悪い
という考えもあるでしょうけれども、
世の中、結果が全て
ですからね。
国公立大学に合格した実績があれば、誰も文句は言えません。
東大に受かればねえ。マスコミが大騒ぎするでしょう。
全盲で東大に合格した
あの時は凄かったですよね。日本中が尊敬しましたよね。東大に合格する苦労はよくわかっているつもりですからね、私は。涙が出て来ますよ。
夜間高校から東大に合格した
その時の記憶はないですけれども、その人が住んでいた長屋(古い話ですね)の隣の床屋(今は、長屋も床屋も残っていません)で、詳しく話を聞いて来ました。新聞が騒いだそうで。
男の兄弟は、優秀なのに、全員夜間高校に行って、女の子だけ、地域No.1の昼間の高校に入学した
という、当時の常識とは逆の
変な家
だそうです。昔は、
女の子は勉強しなくて良い
という世の中でしたからね。
昔のお嬢様学校は、在学中に結婚が決まってしまうので、卒業すると、
不細工
ということになったのだとか。今は、女の子で勉強が出来なければ、将来性がないですよね。
不登校の生徒を東大に入れる
死ぬまでにやってみたいですよね。誰か希望者がいないですかね?
我が人生の師、不登校の彼も最初は某国立大学の理学部を希望していたんですけど、
私立大学で良い
と、親が言っちゃた時点で、
勝負あり
でしたね。
今は、三者面談の時に、
私立大学に行かせられるのか、行かせられないのか、親が宣言してくれ
という指導をする高校があるらしいのですが、
親のほうは、そう言われちゃうと、
今の御時世だから、経済的に国公立大学にしか行かせられない家庭がある
という、お金のことしか頭に浮かばないみたいなんですが。
それで、
私立大学に行っても良い
と、子供の前で宣言しちゃうんですけど、それって、
戦う前から、負けて良い
と言っているのと同じなのですよ。
そりゃあ、厳しい戦いになったら、
絶対に逃げますよ、
子供は。
敵を倒す最も良い方法は、相手の逃げ道を用意してやること
歴史好きな人に名将と評価される人って、皆こういう勝ち方をしていますよ。それ以外の方法で勝って、智将と評価されたら、評価する人がレベルが低いんです。
それを、親が自分の子供にしちゃうんです。
逃げさえしなければ、東大だって入れますよ、いつかは。私はそれで東大に合格したんです。才能なんて関係ありません。
昔の親は、
自分の子供を逃がさせる
ような真似は、しませんでしたよね。
イジメられても、学校に行かさせられました。不登校なんていなかったですよ。




