助けに行って、やる事がない
ゴミ出しをしてると、50m程先で自転車に乗ったお母さんと子供がこけた。
子供は女の子で幼稚園児だ。「うわーん!」
大声で泣いている。
僕の家の向かいのオバちゃんもゴミ出しをしていた。
僕は迷い、オバちゃんは即行動に出た。
バーッと走って2人の元へ行ったのだ。
つられる様に僕も追った。
「大丈夫ですか!」
オバちゃんは聞いた。
「ありがとう、大丈夫ですよ」
母親は礼を言った。このタイミングで僕は到着した。やる事がない。
何かないかなと探していると女の子のカバンが落ちてた。
拾ってお母さんに渡した。女の子はまだ泣いている。
「ありがとう」
礼を言われたので家に戻った。
ここで、凄いのが母親とオバちゃんが雑談してた事だ。
人助けを躊躇した僕、即効動いたオバちゃん。
躊躇した言い訳は
泣く元気あるからいけるやろ
誰か助けるやろ
行って良い奴って思われるの恥ずかしいな
この3点である。
しかし、目の前のオバちゃんがバッと行った事でつられて動いたのは僕の良心なのだろうか?
あの場面、ほっといても良かったが、体が動いた。
まぁ、カバン拾っただけやけども。
人助けは心のどこかで恥ずかしいと思ってまして・・・
これが出遅れた最大の要因か?




