表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悲恋の涙  作者: ☆星羅☆
2/3

第2話《名を求め》

今回は第2話を投稿いたしました!

どうぞお楽しみください!!

それから更に一週間後。

その日はキャンパスでの授業ではなく、

スクーリングだった。

高速道路に乗り、一時間半ほどの場所にある

大型キャンパスで6時限目まで授業をやるのだ。

俺は、いつものメンバーである、沢畑、木村と一緒に行動していた。

もちろん友達がこの二人だけと言う訳ではない。

いつも相談に乗ってくれる頼れる友達もいる。

方丈(ほうじょう) (かなで)天宮祐希(てんぐう ゆうき)のカップル。その他にも、潮凪優斗(しおなぎ ゆうと)など、とにかく友達は居る。

しかし、基本的には沢畑達と居たのは気が楽なのだ

そして2時限目授業中…


沢畑「おい、星野。」


星野「ん?なんじゃ?」


沢畑「またお前の事見てるぞあの子」


星野「マジで…?」


すると軽く横を見ると確かにじっと見つめていた。

なぜそこまで見つめてくるのか。この時点で俺は、からかわれてるのかな?と思っていた。

中学の頃は虐められてドン底に突き落とされた経験もある。からかいも、思わせ振りな態度もあまり好きではないのだ。


星野「ていうか……お前起きろよ…!」


木村「zzz...」


沢畑「ほっといたらおもしろそうだな…(笑)」


それから次の時間の体育。

俺はバドミントンを選択して沢畑、木村と遊んでいたのだが、沢畑はスポーツの大会にもよく出場するため体力は俺よりも何倍もあり、ヘトヘトになり、頭も痛い事から、熱中症気味になってしまい

授業を一時間欠席した。

そのつぎの授業に出ることにした。

それからも彼女は何度も何度も見つめてきていた。

俺も気づけるほどに見つめられるが慣れたのか、

気にしなくなった。そして授業終了後。

生徒はバスに乗り、再び朝の集合場所まで戻る。

そして到着してバスを降りると彼女は俺を追いかけて走ってきては声をかけてきた。


彼女「ねぇ…!」


星野「ん?どうしたの?」


彼女「名前…教えて?」


星野「俺は勇翔、星野勇翔だよ。」


彼女「勇翔くんか…ありがとう!…またね!」


星野「あ!ちょっと待って!!」


彼女「ん?なに…?」


星野「俺は君の名前知らない…」


自分だけ名前を教えずに相手のだけ聞こうとかおかしいでしょと思いながらも俺は名を聞いた。


聖奈「私は…河井聖奈(かわい せいな)、よろしくね…それじゃあね!!」


星野「あ、おう!気を付けてな!…河井聖奈か…」


彼女は名乗るとすぐに迎えの車に乗り込んで行った

俺も迎えの車が来ていた為乗った。

母はいつも優しく出迎えてくれる。


母「おかえり、ちゃんと勉強できた?」


星野「うん。まぁまぁだけどできたよ。」


そんな他愛ない会話をしながらも俺は考え続けた。見つめるの次に名前を聞いてきたのだ。

次はなんだろうと。考えても仕方ないかと思い、

俺はそのまま帰宅した……


To be continued...

閲覧ありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ