表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

8、暴れ馬を静めし少女

主人公活躍回です!

 アニスを呼びに行った後の放牧場では、2手に分かれていた村人達が合流をし、ゼノをどうにか静めようと努力を続けていた。

 しかし、その努力の甲斐も空しくゼノは大人しくなる気配は全く無く、未だに歯を剥き出して威嚇したり、棹立ちになったりして暴れている。柵の近くにいると危険なために大人達は数歩下がった所で対応をしているが、ほとんど何もせずに見ている事しか出来ていなかった。


 そうしている内に、アニスを呼びに行っていた男が戻って来た。後ろにはアニスを連れている。呼んでくると言って男が出て行ってから十数分が経っていた。


 アニスは来るまでの間に状況を聞いていたため、放牧場に残っていた村人達の1人に良いかとたずねると、いいぞと言われたが、気を付けるようにとも言われる。


 また、この事件を起こしておいて助けられた張本人の4人は、柵から少し下がった所で大人達に混じって見ている。

 ところで、助けられてもあれ程目を覚まさなかったアムンはと言うと、あの後少ししてから起きて、今はほかの3人と一緒にいる。


 そして、その場にいる全員から注目を集めているアニスは、今も暴れ続け、柵を越えようとするゼノの前まで近づく。怖がったり、気負っている様子も全く無く、いつもと同じように近づいて行く。そうしてゼノの正面に立つと、彼女は普通に声を掛ける。


「ゼノ。私だよ、アニスだよ。大丈夫、もう大丈夫だから。ね、暴れなくて良いんだよ」


 すると、ピタリとゼノが暴れるのをやめて大人しくなった。怒りの色を宿していた目にも理知的な光が戻って来る。

 それを認めたアニスは、村人たちの方を向いて


「皆さん、もう大丈夫ですよ。暴れませんから近づいても心配ありません」


 と伝えたが、本当にそうなのか、また暴れだすんじゃないかと、多くの者たちが考えているらしい。そんな村人たちは、静まったとはいえ未だにゼノのことが怖いらしく、まだ近寄って来ない。

 アニスはそれを見て、まあ、まだ怖いよねと、村人たちの気持ちをすぐに察した。


 そうしていると、ゼノが鼻を鳴らし、今までの怒りを振り払うかのように首を振るとアニスの方へと近付いて来る。柵の近付ける所まで来ると、柵から首を出して目を細め、自分の頭を彼女の顔にすり寄せてスリスリとする。まるで、自分を構えと、言っているかのようであり、正にそうであった。

 すり寄られているアニスはゼノの顔を撫でながら、


「アムン達にいたずらされたのよね?」


 と言うと、聞かれたゼノはそれを肯定するかのように首を振り、鼻も鳴らすのであった。それを見たアニスは大きなため息を吐き、4人をジロっと睨めつける。

 彼女に睨まれた4人は申し訳なさそうな顔をして小さくなっている。

 それからアニスはゼノに謝り、顔だけで無く、柵から身を乗り出して体の方も少し撫でてあげた。別れる前に明日は、ブラッシングをした後に一緒に遊ぼうと約束をすると、とても嬉しそうに尻尾をグルングルンと回し、高くいなないた。


 一方で、そんな様子の彼らをドキドキしながら見守っていた村人たちが、もう大丈夫そうだと認めてアニスの周りに集まってくる。そして、口々にアニスにお礼やねぎらいの言葉を言い始めた。それに対して彼女は

「ケガ人が出なくてよかったです」

 と笑いながら言った。


 アニスに求められた手を貸すという仕事は終わり、これからはもう1つのお仕事である。

お久し振りです!

最新話が投稿されたあとに読み始めた人というは初めまして!


さてさて、1ヶ月以上ぶりでございます…………ヾ(・ω・`;)ノ

最近、塾講師のバイトを始めたのですが、ハードモード過ぎて既に辞めたいと思い始めている作者であります……

まあ、そう言いつつも続けると思うのですが(笑)

そんなこんなで簡単に言うと、学校とバイトで忙しくてダウンしておりましたです。ハイ…………

今月はあと10日弱ですが、次話の投稿を出来れば明後日、出来なければ、あ、またこいつ死んでるわ、と思って下さいww

では、近いうちにまた!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ