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第5話 沈黙の森、語られぬ夢

紅の塔の戦いを経て、仲間たちは次の目的地へと足を進めます。

今回の舞台は「沈黙の森」――音のない静寂が支配する、不思議な場所。


夢か現実か、心の奥に触れてくるような感覚と、目に見えない“何か”の気配。

彼らの絆が、そしてアオイの心が、少しずつ揺れていく回です。

紅の塔をあとにして、仲間たちはしばらく無言のまま歩いていた。


崩れかけた石造りの道が途切れると、視界は一面の森へと変わる。だが、そこには風の音も、鳥の声も、草木のざわめきすらもなかった。まるで世界の音そのものがどこかへ置き去りにされてしまったかのような、静寂の森。


「……ここが“沈黙の森”か」


レオンがぽつりと呟く。


木々はどれも背が高く、枝は空を覆い隠すように絡み合っていた。陽の光は葉の隙間をわずかに漏れる程度で、辺り一面に仄暗い影を落としている。


「なんだろう……音が、吸い込まれていくみたい」


ユナが辺りを見回しながら小声で言った。確かに、声を出しても、それが空気に溶けていくような不思議な感覚があった。


アオイは足元の小道を見下ろし、ゆっくりと息を吐いた。霧でもないのに、視界が少し曇っているように感じる。湿った空気が喉の奥に張りつくようで、胸の奥がざわついていた。


(ここ……来たこと、ある? いや、そんなはずは……)


妙な既視感が胸をよぎる。だが、その正体には手が届かない。ただ、背筋に冷たいものが走る感覚だけが、確かにあった。


「気をつけろよ。モンスターの気配は……今のところないが、それがかえって不気味だ」


レオンは剣の柄に手を添えたまま警戒を緩めずに歩いている。ガルドはいつものように無言で、仲間たちの周囲を自然と守る位置に立っていた。


ミレイはというと、何かを感じているのか、珍しく口数が少ない。


「これ、地図通りに進んでる?」


「一応、方角は合ってるけど……」


ミレイが持つ魔導式の簡易コンパスは南東を指していたが、アオイの目には、それすらもなんとなく頼りなく見えた。


「今日はもう、あまり進まない方がいいかもしれない。陽もすぐ落ちそうだし、この辺で一度休もう」


ユナの提案に、全員がうなずいた。


開けた場所を見つけ、焚き火の準備を始めるガルド。アオイは手伝いながら、ふと見上げた空に、沈みかけた橙の光を見つけた。


「なんか……空まで静かだな」


「ふふっ、詩人みたいなこと言うね、アオイ」


ユナの微笑みに、アオイは思わず顔をそらした。


(な、なんか言い方柔らかすぎたか……)


木々の間から見える空は、まるで布のように平らで、動きのない夕焼けを貼りつけたみたいだった。その異様な静けさが、逆に騒がしく心をざわつかせる。


火が灯り、ガルドが煮込みを温め始める。


アオイはぼんやりと炎を見つめながら、自分の拳を軽く握った。


(……嫌な感じだ。塔で戦ったあの仮面の男、あれも妙に引っかかってるし……)


まだ何かが、終わっていない気がした。


「今日はゆっくり休んだほうがいい。体より、心が疲れてる」


ユナが静かにそう言った時、その声がアオイの胸に不思議と染み渡った。


(……俺、なんでこんなにざわざわしてるんだろう)


その理由もわからないまま、夜の帳が静かに森を包み込んでいった。


夜が深まるにつれて、森の静寂はさらに濃くなっていった。焚き火のぱちぱちという音だけが、周囲にかろうじて“時間”の流れを思い出させてくれる。


寝袋に身を包みながら、アオイはなかなか眠りにつけずにいた。


(やけに静かだ……)


普段なら、仲間たちの寝息や小さな物音が耳に届いて、逆に安心するものだが──この森ではそれすらもほとんど聞こえなかった。音が“遮断”されているような、そんな感覚。


目を閉じると、不意に“誰か”の声が聞こえた。


──アオイ……。


「っ……!」


飛び起きかけて、咄嗟に辺りを見回す。


焚き火はまだ赤く灯っており、仲間たちは皆、眠っているようだった。ミレイが寝返りを打ち、レオンがかすかに鼻を鳴らす。ユナの小さな寝息も、わずかに届いてきた。


(……気のせい? それとも夢?)


再び目を閉じると、声はよりはっきりと響いた。


──どうして、置いていったの……?


それは、遠い昔に聞いた声に似ていた。小さな手、小さな笑い声。家族──いや、それはもう、記憶の中でしか存在しない影。


──アオイ、見ててね。僕、絶対つよくなるから──!


(……やめろ)


──アオイ、お兄ちゃん──。


「やめろっ……!」


声を上げそうになった瞬間、アオイの意識は、闇の奥へと沈んでいった。


──


目を覚ましたのは、まだ夜が明ける少し前だった。


体は冷えていて、背中には冷たい汗が張りついていた。焚き火はかろうじて赤い光を残していたが、周囲の空気はどこか妙に“濃く”なっていた。


「……変な夢、だったな」


アオイは寝袋から這い出して、静かに身体を起こす。すると、背後から声がした。


「……アオイくんも?」


振り返ると、そこにはユナがいた。


彼女もまた、眠れなかったのか、ぼんやりとした目で夜の森を見つめていた。


「ユナちゃんも、夢を?」


「……うん。昔のこと、思い出しちゃった。なんで今になって、あんな……」


ユナは、手を胸に当てながらうつむいた。


「アオイくんの声も、聞こえた気がした」


「え……?」


「“やめろ”って、言ってた……でしょ?」


言葉を失ったアオイは、その場に立ち尽くした。


まさか、心の中の声が……? それとも、あの夢は──。


「この森、おかしいよ。たぶん……“心”を試してくるような、そんな気がする」


ユナは静かにそう言った。


2人の間を、風も音も通り過ぎていかない。ただ、互いの気配だけが、夜の空気に確かに在った。


「……大丈夫だよ。私も、ここにいるから」


その言葉に、アオイの胸がほんの少しだけ軽くなった気がした。


(……ユナちゃん、マジ天使)


思わず、心の中でそう呟く。


だが、口には出さず、照れ隠しに火の前へと歩いた。


朝の光が、森の奥深くまで届くことはなかった。


空が白み始めても、沈黙の森はその名の通り、しんと静まり返っていた。霧は薄く漂い続け、どこまでも景色を曖昧にしていた。


アオイは、小さな焚き火の前で膝を抱えながら、ユナの隣に座っていた。


火のぬくもりが肌に沁みる。だが、それ以上に彼の心に灯っていたのは、隣にいる少女の存在だった。


「昨日の夢……誰かに、責められてた気がしたんだ」


アオイはぽつりと呟いた。


「俺が置いてきた過去が、追いかけてきたみたいで。……本当は、ずっと怖かったのかもな」


彼の声はかすかに震えていた。ユナはそれを遮らず、静かに火を見つめたまま聞いていた。


「……わかるよ」


やがて、ユナが口を開いた。


「私もね、昔──“エルフと人間の混血”だってことで、村では色んな目で見られてた。人間の子じゃないって……ずっと噂されてた」


「……」


「だから、魔法を使えるようになってからも、嬉しいなんて思えなかった。“やっぱり普通じゃないんだ”って、ますますみんなが離れていくようで……」


焚き火の火が、パチ、と小さくはじけた。


アオイは思わず、隣にいるユナの横顔を見つめた。


その瞳は揺れていた。けれど、弱さではなかった。過去を語る彼女の声は、どこまでも静かで、真っ直ぐだった。


「でも──」


ユナがそっと笑った。


「それでもね、私、今がいちばん好きだよ。アオイくんと出会って、ギルドの仲間と旅して、まだちょっと怖いけど……それでも、もう一人じゃないって思えるから」


アオイは、不意に胸が熱くなるのを感じた。


──こんなにも強くて優しい人が、そばにいてくれる。


(……俺も、変わらなきゃ)


「俺も、過去ばっか見てるわけにはいかないな」


「うん、前に進もう?」


2人の間に、そっと朝の空気が流れる。


気づけば、遠くで小鳥の声がかすかに聞こえ始めていた。


まるで森が、彼らの“答え”を聞いていたかのように。


「……ありがとな、ユナちゃん」


「ふふ、どういたしまして。あ、今“ちゃん”ってつけた」


「い、いいじゃねぇか!」


アオイは慌てて目をそらす。ユナは小さく吹き出し、久しぶりに心からの笑顔を見せた。


やがて火が燃え尽き、朝の時間が始まる。


それでも2人の会話は、静かな森の中に、確かな温もりを残していた。



朝になっても、沈黙の森は相変わらず“無口”だった。


霧は少しずつ晴れつつあったが、木々の隙間から差し込む陽の光は細く頼りなく、地面に落ちる影すら曖昧だった。


アオイは、焚き火の後始末をしていた。灰になった炭をそっと土に埋め、できるだけ自然の景観を乱さないように気を配る。


「手つきが慣れてるじゃない」


不意に背後からミレイの声がした。


振り返ると、彼女はすでに朝の支度を済ませていたらしく、髪をきゅっとまとめ、軽やかな装備でこちらを見ていた。


「村の仕事で慣れてるだけだよ。薪割りとか、焚き付けとか、しょっちゅうだったし」


「へぇ、意外。なんかこう……もっと“魔法剣士見習い”みたいな子かと思ってた」


「どっちかっていうと、“体力だけの一般人”寄りかな」


アオイが苦笑すると、ミレイも笑った。


「でも、そういうの、私けっこう好きだよ。“ちゃんと地に足ついてる感じ”っていうの?」


ミレイはそう言ってから、少しだけ顔を曇らせた。


「この森、やっぱり変だよね。夢、見たでしょ?」


「……ああ。変な声も聞こえた」


「私も。子どものころの……忘れてたはずのこと、引きずり出されてさ」


いつも快活で明るいミレイの口から、そんな言葉が出てくるとは思わず、アオイは少し驚いた。


だがその一瞬の静けさを破るように、どこか頼もしい声が響いた。


「お前ら、朝飯はもうすぐだ。ちょっと待ってろ」


見ると、ガルドが手早く飯盒の蓋を閉め、蒸気の立ち上る鍋を前にしていた。


「すげぇ……朝からこの手際」


「レオンはまだ寝てる。あいつを叩き起こす前に、まず腹に入れとけ」


「了解っす!」


ミレイが敬礼のように応えると、ガルドは小さく笑って首を振った。


アオイは、少し離れた木の根元で目を覚ましたレオンを見つけた。


「おい、リーダー。もう朝だぞ」


「……んー……あと5分……」


「だーめ。ガルド特製の朝メシが冷める前に来ないと、ユナちゃんに先に食べられるぞ」


「なっ、待て、それは困る!」


ばっと跳ね起きたレオンの姿に、アオイは思わず吹き出した。


仲間たちは、傷を抱えながらも笑っていた。


それぞれに見た夢、それぞれの痛みはまだ癒えてはいない。それでも、こうして笑い合える瞬間が、彼らを少しずつ強くしていくのだと、アオイはどこかで感じていた。


──誰かと、共にいるということ。


それが、こんなにも支えになるなんて、思ってもみなかった。


ふと、ガルドがアオイの方をちらりと見て、短く言った。


「……お前、昨日の夜……泣いてたろ」


「……!」


「ま、気にすんな。誰にでもある。そういう夜ってやつがな」


ガルドはそれ以上何も言わず、そっけなく飯盒の蓋を開けた。香ばしい匂いが、朝の空気に広がっていく。


「ありがとな、ガルド」


「……礼は、うまいって言ってからにしろ」


アオイはその言葉に、ふっと微笑んだ。


沈黙の森は、朝になっても依然としてその名の通りの姿を保っていた。


鳥のさえずりは聞こえても、どこかよそよそしく、風の音さえ途切れがちだった。


「地図によると、この先の分岐点で東に折れると、“霧の谷”へ出るはずだ」


レオンが前を歩きながら地図を確認していた。彼は完全に覚醒し、いつもの調子を取り戻していた。


「……本当に、行くの?」


ミレイがぽつりと呟いた。


「さっきから、この森の奥がずっと……なんていうか、“呼んでる”気がしてさ」


「呼んでる?」


「うん。優しく、じゃない。むしろ、“試してる”みたいな……そんな感じ」


アオイは言葉を飲み込んだが、ミレイの言うことがよくわかっていた。自分も昨夜、あの夢の中で似たような感覚を覚えたのだ。


“試されている”。


そんな曖昧で非現実的な表現が、やけにしっくりとくるこの森。


「行くしかないさ」


そう言ったのはユナだった。決意のこもった瞳で、森の奥を見つめている。


「この先に、私たちが探してる“痕跡”があるなら。……私たち、ただの旅じゃないから」


アオイは、その言葉に背筋を伸ばした。


──そうだった。俺は“力になりたい”って思ったんだ。


まだ何者でもない自分でも、少しでも、前に進むことで誰かを守れるかもしれない。その気持ちは、昨夜、ユナの話を聞いたときに確かに生まれたものだった。


「レオン、俺も行く」


「おう、もちろんそのつもりだぜ。お前も、もう立派な“暁星の灯”の仲間だからな」


レオンの軽い口調に、アオイの胸がほんの少し温かくなる。


「で、どっちに進むんだ?」


「こっちだ」


レオンが東の獣道を指差すと、ガルドが無言で前に立ち、盾を構えながら進み始めた。


「……いつも先陣を切ってくれるんだな、あの人」


「うん。でもそれは、誰よりも仲間のことを見てるからだよ」


ユナの静かな言葉に、アオイは思わずガルドの背中を見つめた。


彼の無口さには、言葉ではない“想い”が詰まっているのだと、少しだけ理解できた気がした。


一行は静かに、森の奥へと進んでいった。


足元には苔むした岩、空には濃い霧が立ち込め、距離感も時間感覚も曖昧になっていく。


ふと、アオイは自分の掌を見つめた。


(あの夜、拳が光った気がした。──でも、何だったんだろう)


魔法のような感覚。しかし、自分は“魔法の才能がない”はずだった。


(……いや、才能がないからこそ、身体を鍛えてきたんだ)


今までの人生で、魔法が使えたことは一度もない。だからこそ、剣の素振りも、体の鍛錬も、ただ一人で続けてきた。


だが、あの一瞬だけ──何かが、自分の内側から“反応”した気がしていた。


「アオイくん、寒くない?」


ユナの声に振り返ると、彼女が心配そうにこちらを見ていた。


「……いや、大丈夫」


「じゃあ、手。冷えてないか見せて」


「あっ……」


気づけば、手がほんのりと赤く染まり、微かに熱を帯びていた。


「やっぱり、昨日の……」


「なんでもないよ。ちょっと運動しただけだからさ」


そう言って手を引っ込めたアオイだったが、内心では驚きと困惑を抑えきれなかった。


(何かが、変わってきてる……?)


けれどその疑問は、すぐに現実の音にかき消された。


──パキン。


音がした。


木の枝を踏み折ったような、だがそれだけでは済まされない、不穏な“気配”。


「止まって」


ガルドが低く声を出す。全員が足を止め、周囲を見回す。


──気配が、近い。


「前方、三十メートル……何かいる!」


ミレイの声が、森に緊張を走らせた。


谷へと続く道の前に立つと、景色が一変した。


森の緑は薄れ、眼下には一面の白。

流れる霧が地面を這うように広がり、空との境界を曖昧にしていた。


「ここが……“霧の谷”……」


アオイが思わず声を漏らす。


空気が違う。冷たいというより、濃い。

呼吸をするたびに喉の奥が重たくなり、言葉を発すれば霧に絡め取られそうだった。


「視界、最悪だね……五メートル先も見えない」


ミレイが眉をひそめる。


「音も吸われてる」


レオンが周囲を見回すが、足音すら霧に溶けていくようだった。


「……魔物の気配、消えた?」


アオイは周囲に意識を向けた。

あれほど強く感じた“何か”は、まるで霧に包まれたように途切れていた。


「いえ……消えたんじゃない。姿を“隠してる”だけです」


そう言ったのはユナだった。瞳を細め、奥を見つめる。


「この霧、自然のものじゃない。魔力に近い……。それも、“夢”に似た、曖昧な気配」


夢──。


その言葉に、アオイの胸がざわつく。

昨日の夜、見た“あの夢”の感触が、うっすらと蘇る。


「動くなら、一列で。足元に気をつけて」


レオンの指示で、一行はゆっくりと谷を進んだ。


木々の影も、岩も、すべてが輪郭を失っていく。

ガルドの盾の金属音だけが、辛うじて“現実”とのつながりを保っていた。


(……これは、試されてる)


アオイは思った。

この谷が持つ“意志”のようなものが、自分たちに問いかけている気がしてならなかった。


──そのときだった。


「やめろ……!」


誰かの叫び声が、霧の奥から響いた。


「いまの、誰の声?」


「違う……あれは、誰か“別の存在”の……!」


ミレイが目を見開く。


一瞬、霧の中に人影が見えた。

だがそれは霧が揺れただけかもしれず、確証は持てなかった。


「戻るべきかも。ここ、変だ。現実が揺れてる」


ミレイが焦燥を滲ませる中、ユナが足を止めた。


「──でも、ここを越えないと、“あの場所”には辿り着けない」


「あの場所……?」


「きっと、“痕跡”がある。私、感じるの。あの夜、夢で見た景色……ここに似てる」


「ユナちゃん……」


アオイが彼女を見つめた瞬間──


ずん、と地面が揺れた。


「っ!? 地震……じゃない!」


「前方! 来るぞ!!」


レオンが叫んだ。


霧が裂ける。


白の中から姿を現したのは──

人の姿をした、だがどこか“抜け殻”のような存在だった。


「なに……あれ……?」


「人間……じゃない……。魔力の残滓が形になった……“記憶の魔物”だ!」


ユナが叫ぶ。

その瞬間、“抜け殻”がゆっくりとこちらへ手を伸ばした──。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

沈黙の森から“霧の谷”へと、物語はいよいよ中盤に向けて動き出します。


今回は、仲間たちがそれぞれの「過去」と向き合いはじめるエピソードでもありました。

静かな森の中で交わされる小さな会話が、彼らの心を少しずつ癒してくれる――

そんな描写を大切にしながら書きました。


アオイの“手”に起きた異変、ユナの“記憶の予感”、そして最後に現れた謎の存在。

次回はさらに深く、霧の奥へと踏み込んでいきます。


もしよければ感想などいただけたら嬉しいです。

また次回、お会いしましょう。


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