愛情不足は本当か?
これは持論ですので、専門家の意見とは違う場合もあります。
専門家も言わない(?)ものを書いています。
専門家の言うことだけが全てではないですから。
専門家を盲信しない、別の視点を持つ、自分なりの見解を持つのが個の確立ですからね(笑)
「専門家はこう言っている!」と反論や文句をすぐ言うとか「専門家はそうじゃない」の一点張りの人は自分の意見がまるで無いのですよね。
自分なりの見解を持つのが精神的な自立だと思います。
家庭環境の影響で愛情不足を感じて、他者に異様に甘える、溺愛を要求するとか、自分への愛情ばかりを欲しがり対人関係が上手くいかなくなる行動に出てしまうというのが通説になっていますよね?
でも、
あなたの愛情不足って本当ですか?
それ、勘違いじゃないですか?
っていうケースは結構ありますよ。
子どもの頃は視野も狭いし、理解力もないから、構ってくれないとか、自分を大事にしてくれないとかを間違って植え付けてしまうことも多いものです。
それに、何でも自分の言うことや要求を聞いてくれて、自分を一番大事にしてくれる、何でも甘やかしてくれることが愛だと思い込んでいるのは、それは子どもの感覚での愛であって、大人になってそれでは通用しなくなります。
それは本当の愛ではないのですから。
叱ったり注意されて、我慢するべきところを覚える、待てを覚えるとか、人に譲るとかを教わらずに来た人、身に付けずに来たならば、それはスポイルですよね。
スポイルは愛ではないのです。
愛情不足に陥るのは、片親で寂しい思いをしたとか虐げられたとかではなくて、スポイルされて、ちゃんと育っていない人に起きやすいように思います。
経済的に恵まれていて、欲しいものは全部買い与えられ、わがままを通せば何でも手に入ったとか、過保護な扱いを受けて来た人の方が、対人関係が上手くいかないことが多いのでは?
友人や同僚、恋人や伴侶はあなたの親ではないのですから。
あなたの育った家庭と全く同じ扱いを、世の中の人がしてくれるわけではないのですから。
他者はあなたの庇護者や召し使いではないですからね。
自分の親にしてきたようにしつこくゴネれば、泣き真似すれば、ゴネ倒せば何でも思い通りになると言うのは、家以外では通用しないのです。
そこを全くわかっておらず、家でやっているように振る舞うと、ドン引きされますし、面倒で迷惑な人に思われるだけですよね。
他人はあなたの召し使いやお世話係ではないのですから。
まともな親や、まともな養育者ならば、そうならないように育てる筈です。
ゴネ得ばかりして、他者の利益を奪うような人になってしまったら、子育て失敗と言えるでしょうね。
際限なく甘やかすなんて、アタオカですよね。
自立心もなく、相手を敬うこともできない自己中の極みみたいな大人になっているならば、あなたの親や祖父母が甘すぎるのでしょうね。
ゴネ得タイプの人は群れるので、悪貨が良貨を駆逐するようになり、狂暴化します。
ヤンキーか?半グレみたいな感じになりますよね。
それは女性もですし、女性はより陰湿ですよね。
いじめとかもそうなのでは?
こいつ気に入らない、こいつは自分の言うことを聞かないという対象に、すぐ嫌がらせとか復讐、報復行為をしたがるメンタルは、何でも甘やかされて育てられた人がなるのでは?
自分の思い通りにならないと、相手を脅すようなこともしますよね。
一人で敵わないと、お仲間つれてきて、言うことを聞け、聞きなさいよ!
みたいな信じられないことをしてきます。
類は友を呼ぶで、お仲間と共に相手に強要するわけです。
どれほど筋が通っていないことでも、飲ませようとするのです。
大人になってこれをする人は、その人も毒親です。
実際に子を甘やかしていることが多いですよ。
ママ友同士でも、このようなこともあるのでは?
他者に不利益を被らせても、平然としている、自分の思い通りになりさえすればいい。
そんな大人や親達がわんさかいますから、
それじゃあ子どももまともに育たないよね。
少子化とか言いますけど、変な親の元、まともじゃない親の元に生まれて来ると大変なので(笑)
自分が真っ当なちゃんとした大人になったら、結婚や出産した方がいいですよね。
私は毒親育ちで、よよよ···、私、愛情不足で寂しいの···みたいな人の方が、適齢期だからとか、もうアラサーだしとかで何も考えずに結婚出産しちゃうのですよ。
そういう人の方が、でき婚や不倫も多いですよね、離婚もですけど。
また、愛情不足が勘違いというのは、子どもの理解力では、親の気持ちや立場がわからないからです。
親は今忙しいのだとか、精神的な余裕がないのだということを理解できないですからね。
それでも、子どもの時に理解できなかったことも、自分が大人になって社会人になったり結婚して見ると、ああ、あの時親は大変だったのだなとか、親は自分のために頑張っていてくれたのだろうなということに気がつけると思います。
それでもわからないならば、自分の赤ん坊の時の写真を見てみたらどうでしょうか?
あなたの誕生を喜ぶ親達がそこにいるのでは?
誕生を望まれ、愛されている証拠写真を見つけられたら、わだかりまりも少しは減るのではないでしょうか。
子どもの視点では気がつけなくても、記憶を忘れてしまっていただけで、本当は愛れていたということがわかると思います。
そのような振り返り作業が、自分の勘違いを直すきっかけになることもあります。
兄や姉の方が写真の量が多い、ズルいと妬かずにね?(笑)
愛は量や回数だけではないですよね。
その愛が本物かどうかという質です。
ネグレクトを受けたならば、専門のカウンセリングやセラピーとかを受けて見るのも手です。
何もせずに愛情不足を妬むとか恨むよりも、その方がポジティブで、自分とこれから持つ家族にとってもプラスになります。
受け身で何もかも与えもらえて当然なのは、赤ん坊や幼児ぐらいのものです。
愛情はそんな一方的なものではないのですから。
愛情不足は相手や周りの愛を理解していないか、自分が受け入れていないからですよね。
与えてくれないとかではなく、自分が気づかないから、無いと勘違いするだけです。
本当はあるのに、本当はあったのにそれがわからない、気がつかない
それはとんでもなくもったいないことですよね。
愛されてるのに気がつかないんですから、そりゃあ手に入りませんよね?
親子関係が両片思いだなんてね。
それが愛情不足の原因なのでは?
あるのに無いと勘違いする、無いと勝手に思い込むなら、いつまでたっても満たされないですよね。
あなたの愛情不足はどこから来ているのですか?
片親だからとかを理由にするならば、育ててくれた親に失礼だと思います。
シンママになってやっと親の苦労がわかるとかではなくて、シンママにならなくても、シンママになる前にわかるといいですよね。
両親が揃っていないから愛が少ないわけでは必ずしも無いですよね。
片親であろうと愛情かけて育ててくれている筈です。
そこを間違えないことも大切ですよね。
自分の勘違いがわかると、自分が将来シンママ(シンパパ)になるコースが変わる(回避できる)かもしれませんよ。
わかっていない人、わかろうとしない人の方が離婚しやすいですからね。
いつまでも、勘違いで愛情不足になるのは損だと思います。
その愛情不足の勘違いを直せたら、他の対人関係も改善するのではないでしょうか。
(了)
たとえ賛同や共感されなくても、少数意見であろうと、自分なりの見解を持てるように、自分の頭を使って考えよう!




