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クヨクヨしない方がハッピー

人の性格はなかなか変わらないもので、自分でも、他人も変えにくいものです。


それでも、何かあるとすぐに何でもクヨクヨするクセのある人は気をつけないと、人から嫌がられてしまうこともあります。



定年間際に上司と喧嘩して、売り言葉に買い言葉で、「こんな会社辞めてやる!」と勢いで辞めてしまった知人がいるのですが、あれから三年経った今でも、あの時辞めていなければ···と、まだしつこく愚痴っているのです。


喧嘩して息巻いて、そこで辞めたら退職金が貰えないのに、それでも辞めたのは本人なのですから、そこは自分の行動のせいだと受け入れるしかないわけです。


でもその人は、退職金がぁ···、クソッあいつ(上司)のせいだと、飲み会のある度に愚痴る、LINEでも呟くので、段々飲み会にも誘われなくなり、LINEもスルーされるようになってしまいました。


その後転職しても、仕事が続かず、数ヶ月ももたずに転職を繰り返しています。

それであれがどうだっただの、これが嫌だの、負の呟きばかりを投稿して、トホホメール、クヨクヨメールばかりを送って来たりして、毎度読まされる側が気が滅入る、閉口して呆れる人が増えて行きました。


転職が上手くいかないのは気の毒ではありますが、それもこれも、後先考えずに退職金も貰わずに辞めた本人の行動と選択の結果な訳です。


上司に謝れば退職は回避できました。

それをしなかった、できなかったのは本人なのですから。


自分の行動の結果が不本意なものであろうと、それはそれで受け入れなければならないんですよね。


還暦過ぎてもまだそこがわからない、クヨクヨ、愚痴愚痴してれば誰かが慰め励ましてくれて当然という態度で、何も成長や進歩しない彼を「世間知らず」「甘ちゃん過ぎる」と年下世代から言われて、見限られてしまう始末なのです。


自分だけがこんなに不幸、こんなに不運だとクヨクヨ嘆いて生きていると、まわりから相手にされなくなってしまいます。


自分以外の世の中の人も、みなそれぞれ大変な思いをしながら生きているのに、常にクヨクヨ構ってちゃんだと、嫌がられてしまうのですよね。


大変なのは、苦労しているのは自分だけじゃないんだよというところがわからない、あまりにも視野が狭すぎるのです。

精神的にお子ちゃまなのでしょうが、それだと不幸ばかりにフォーカスして生きることになるので、なかなかハッピーにはなれないですよね。


それにそのような人は、いくら誰かがポジティブな視点で捉える方法を提示しても拒絶するのですよ。


でもだってという言い訳で、ネガティブな視点や負の捉え方に固執、妄執します。


不運や不幸は、誰でも嫌なものです。


でも、自分の捉え方や視点を変えたら、不運や不幸を軽くすることは可能です。


その人は、「良かったね」「それは逆にラッキーじゃん」とか人に言われると不満げ、不機嫌になるのです(笑)


常に「私って不幸なの」というキャラでいたい人もそうなんですよね。


幸せになりたくないんか、この人は?!って人がいますよね?


自分は不幸、自分は不運


それを自分で自身に強固に固定、自分自身に強烈に刻みつけているのです。


幸せになりたいなら、それをやめればいいだけなんですけどね。


毎度毎度何でもクヨクヨして、人に構って欲しがる人は、そのような人が多いです。


それはもう病的で、手がつけられません。


可哀想な自分というところでガチガチに固まっている人には、何も届きません。


負のメール、負の呟き投稿ばかりすると、まわりに人がいなくなります。


そしてそれで更に自分は不幸だという負のスパイラルに落ちて行く訳です。


面倒見の良い人が、そのような人に、「あーよしよし」しちゃうと余計に治らないのですが、目敏くそのような人にすり寄っていくので全く改善しないのです。


その還暦過ぎの人にも「あーよしよし」をしちゃう人がいるので治らないのです。



ああ、またクヨクヨメール来た。もうブロックしたくなるよという。


あなたの近くにもそんな人がいませんか?


あなた自身がそうなってしまわないことを願っています。



(了)

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