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「気がつく」というチート

呼吸するように嘘を吐き、話を盛ってでっち上げる、起きてもいないことをさも実際に起きたかのように言う人はそれなりにいます。


そのような人は、自分勝手な判断で相手や他者を決めつけ、事実を曲解してしまう、関わるのが面倒過ぎて困ってしまう人でもあります。


被害者根性というよりも、被害妄想の領域に足を突っ込んでいる、そんな状態になってしまっていると、本当に話が通じなくて、会話が成立しません。



そんなことは全く言ってもいないのに、言ったと言い張るとか、人の話を聞かないので、会話のキャッチボールが成立しないのです。


自分がディスられることには異様に過敏な癖に、その本人は他人の悪口ばかりベラベラ言っていたり、他人を病的にディスり、誰よりも差別的な発言をしていることも多いです。


自分自身はどうなのか?


そこをガン無視して、すぐに他人ばかり悪者にする、被害を受けたとすぐに言う、本当に関わり辛く、迷惑千万な人がいるのです。


それはもう病気レベル、精神疾患と変わらない状態の人もいます。


被害妄想は、精神病ですし、統合失調症に近いです。


本人は自覚できないのかも知れませんが、放置していると悪化してゆくように思います。


本人の認識が歪みきってしまうと、誰とも関われなくなります。


困ったことに、世の中は精神異常者を野に放っているわけです。


本人が病院へ行く、通院するなんてことはまずしませんから。


被害妄想が進むと、復讐行為に出るようになって、相手や他者を攻撃しはじめる、刃物で襲うとか暴力で傷つけようとし、最悪は事件に発展してしまうこともあると思います。



何でもすぐに人のせいにする、他者に責任転嫁をする(冤罪を着せる)だけでなく、不快に感じた相手に復讐行為や嫌がらせ、泥舟出して沈めようとする人は、すでに精神疾患に近いと思います。


自分でそれをやめられない、制御できないなら尚更です。


常習的に嘘をつく、人のものを盗む(盗癖)、罪悪感の欠如、被害者意識の強さ、復讐心の強い性質ならば


被害妄想も起こしやすいことでしょう。


子供の頃からそのような面があるならば、保護者は注意して、それでも改善しないなら適切な治療や療育を受けさせないと、子供の精神的な病を悪化させてしまいますよね。


自分の子供の嘘に気がつかないとか


子供が表裏の顔を使い分ける癖があるとか、親や大人を平気で騙す傾向に気がつかないなど


曲解や責任転嫁を駆使して自分のしたことから逃れることを繰り返すと、常習化してしまいます。


現実と乖離してしまうと、他者と良好に付き合うこと、他者との健全な関わりは持てなくなります。


これは甘やかされた子供(溺愛によるスポイル)、親の目が届かなかった子供に多い気がします。


本人が独り言のようにおかしなことを言っているだけならまだいいのですが、結局他者との関わりで実害を生んでしまうので孤立を招くことになります。


友人や周囲から距離を置かれ孤立し、無敵の人になって行ってしまうこともあるでしょう。


嘘ばかりを吐く、他責の被害妄想的な人は引きこもれず、孤独が堪えられない人ですから、他者と無理矢理にでも関わりたがるものなので、より問題や被害を大きくしてしまいます。


私も小学生の頃から、狂人のような同級生に被害を受けながら観察して来ました。


彼女達は大人になっても変わらず、むしろ悪化していると思います。


自覚が無いというよりも、自覚することを拒絶しているのです。


嘘つきな人は口がとにかく達者です。


言い訳しか言わない言い訳大魔王、ああ言えばこう言うという、非常に厄介な人で、そして非常に可愛く無い性格ですよね?!(笑)


こいつ!


な、なんだとぉ?!


と、殺意が湧くほどの、信じがたい行為や発言のオンパレード。


こんな奴、誰が好きになるのか?


こんな人と、一緒にいたい人なんてまずいないよね


という人物に自分からなって行きます。


猛獣使いもギブアップ、関わるのはもう無理!


という状態を本人が作ってゆくのです。



どうして自分はいつもこうなのだろうか


なぜ誰とも上手くいかないのか


なんて、もしかしたら本心では悩んですらいないかもしれないですよね。


嘘つきは、ふりやポーズを頻繁に駆使しますからね。


悩むふり、困っているふりなんて常套手段でしょ?


反省しているふりなんかもお手のものでしょうから。


何でも自分に都合よく曲解してしまうから、自分の悪さ加減、自分の責任はスルーですから、悩む余地すらないのでは?


それだと反省という行為がそもそもできないわけです。


市井に紛れた厄介な狂人、そしてその被害者は死屍累々という現実。


真っ当な人ほど、思いやりのある優しい人ほど被害を受けるという理不尽、実に生きにくい世の中であったりします。


それを直すには、本人が「気がつく」しかないのです。


気がつくということ、気がつけることは、実はチートなんですよ(笑)


気がつけるならば、これはもうやめよう


これはもう終わりにしよう、こんなのはもう嫌だって思えますからね。


自分の状態を変えることができる唯一の魔法は、


本人が「気がつく」ことに尽きるのです。


気がついているのに否定する、拒絶するなら元の木阿弥ですが。


もしも気がつけるならば、ちゃんと受け入れないとね。


気がつくというのは、とっかかりに過ぎないので


そこからどうするのかが最も重要なこと。


気がついたけど、また無視、また眠ってしまうならば、それは目覚めではないのです。


二度寝、三度寝とか(笑)


先送り、先延ばしばかりだと、手遅れになりやすいものです。


今までがとにかく先延ばし人生だったわけですから。


責任転嫁も、曲解も要は逃げ、現実逃避だからね。


逃避ばかりしていると、精神疾患に発展してしまうんですよ。


自分は精神疾患じゃない、正常だといくら主張しても、誰も信じてはくれなくなります。



いい加減に、もう逃げんなよ!


いくら逃げたところで、自分のツケやカルマはすべて自分が払うことになるのですから。


自分が逃避するための犠牲者を作りながら生きて来たわけですからね。


早いとこ、ちゃっちゃとやった方が自分が楽です。


軌道修正可能な時にやらないと、自分が後でそれだけ辛くなるだけですから。


精神病院送りになりたくないならば、無敵の人になりたくないならば、自分でやるしかないのです。


何もかも全ては自分次第ですよね。


「気がつく」というチートは、使わないと損ではないのかな。



(了)

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