被害者であり加害者
被害者意識の強いナルシストが厄介なのは、
被害者なのに被害から抜け出す現実的な努力はせずに、『私は被害者』を最大限に利用する打算的な面が強いからだ。
そしてそのような人は、加害者にもなる、別の人間に加害行為もするということ。
危険なナルシスト同士でつるみ、その相手から被害を受けながら、別の人間、共通のターゲットに加害、危害を加えることも平気でする。
それはイジメの構図と似ている。
イジメの主犯格ではなく、主犯格に脅されてとか、その人に逆らうと怖いから等の言い訳を盾に、イジメに加担する人達に近い。
主犯じゃないから、自分はそれほど悪くない
自分は脅されてやらされていた被害者だ
というような誤魔化しで自分を正当化する。
もっと悪どいのは、主犯の人、実行犯を裏から操って、自分以上の悪人に仕立てる人だ。
その本人は私は脅されていてとか、弱者や被害者を装う。
悪巧みや悪いことをする時はその相手と結託するのに、不利になるとその相手を秒で裏切る、秒で寝返る。
そんな人が最悪最凶のナルシストだよね。
善悪の判断もできず、自己保身の塊で、手段を選ばず、罪悪感すら持たない過激な自己愛狂い。
そのような人でも、上には上がいて、自己愛狂いのカモにされつつ、自分も加害者になっている人もいる。
そのような人は、危険なナルシストのフーバリングにまんまと引っ掛けられていたりもする。
自己愛狂いが別の自己愛狂いの餌食になっていることは割りとある。
でも本人は大抵気がつかない。
それは共依存みたいなものだから。
ナルシストな人が、最も愛から遠い人なのかも。
最も愛を知らず、相手や周囲の愛を見抜けない。
最もフェイクに引っ掛かる、フェイクに誰よりも翻弄されるのは、ナルシストなのだろうね。
もう何年も前に被害者ぶって騒いで別れたのに、最近になってまた寄りを戻した人達を先日知って
本当に懲りないな、学んで無いな······
アホやね(呆れ)······
という。
危険なナルシスト同士、重症なナルシスト同士も、類は友を呼ぶで集うものなんだなと。
ナルシストは、どこまで行ってもキリがない、不毛なものなんだね。
自分で気がつかないと、被害者にもなり同時に加害者にもなってしまうものだから。
最も救い難いのがナルシストなのかも!?
(了)




