花粉症の後の病
※これを書いている4月20日時点での話となります。
春のはじめの一大イベント。
花粉症。
まあ花粉症は別に春だけでなくて、一年中花粉症チャンスは有るみたいですが。
なにせスギ・ヒノキの花粉ばかりではありませんで、他の植物の花粉で花粉症に罹る方もおられますので。
で、そんな花粉症に悩まされる人は多いでしょう。
じつは今年、自分も初めて花粉症を意識? 自覚? しました。
途中までは毎年……と言うか季節の変わり目の度に鼻炎(むしろ鼻づまりの方が強く出る)になってまして、それだと思っていたんですよ。
なのでどうにか治そうと、かぜ薬を飲んでいました。
が、多分違うぞと仕事関係の人に指摘されまして「絶対花粉症だから、それ」と断言されました。
なので花粉対策グッズとして抗ヒスタミン系の点鼻薬に手を出してみました。
すげーっすね、点鼻薬。
先端が鼻の中に突っ込む形になっていて、ポンプ式で薬液を鼻の中へスプレーするお薬。
鼻の中にチューっと注入するだけで数分もすれば効果が出始めて、3時間くらいバシッと鼻炎・鼻づまりを止めてくれる、良い薬です。
鼻づまりで鼻呼吸が出来なくなり、窒息するんじゃないかって程、自分は苦しくなります。
それが無くなるのです。
使用後に眠気に襲われるから、車の運転中とかには使えませんが。
その効果に惚れ込み、注意書きの通り再使用は3時間以上間隔を空けてから。
その注意書きを守って使い続け、快適な鼻呼吸ライフが帰ってきました。
なので、油断してしまいました。
頼りにし過ぎました。
使いだして半月位あと。
なんか薬の効きが悪くなってきました。
3時間効いていたはずの薬が2時間で効果が切れ、更に日数が過ぎたら1時間半で効果切れ。
そんな感じで、弱くなっていきました。
その頃には薬の残量がかなり減っていて、スプレーの仕方が悪いとか、薬液量が減ってるから上手くポンプ出来ずにスプレーで出せる量が減ったからとか、そんな理由で効果時間が短くなっているものだと思っていました。
が、薬を買い直して使ってみても効果の改善があまり見られず。
そうなると使用上の注意の上限まで使おうと思ってしまうもので。
それで多少効果時間の復調はありました。
だから今度はその手段で行こうと、それが使用上の最低ラインになってしまうヤバい事態へ。
結果ですが、花粉の時期が終わっても、鼻炎・鼻づまりは良くなりませんでした。
なぜ!?
自分は混乱しました。
息苦しくなったら鼻スプレー。
意識して口呼吸に切り替えても、結局鼻づまりで息苦しいと呼吸がつらくなって鼻スプレー。
あと花粉症のカプセルも併用して、なんとか抑えようとしました。
が、改善はされず。
焦りましたね、あの時は。
それで原因を探してみたのですが…………。
はい。 ありました。
点鼻薬は使いすぎると、今度は薬液の方が悪さし始めて、鼻炎・鼻づまりの原因になる。
薬の副作用でした\(^o^)/
そうそう、あくまでも。 点鼻薬が悪いのではなく、上手に使えれば良い薬なのは間違い無い点は覚えていて下さい。
自分が点鼻薬をよく使った期間は1ヶ月半位ですが、それでも起きるみたいです。
薬は薬ですが、使い方次第では毒にもなる。
それをしっかり思い出させてくれる体験でした。
これを書いている時点では、寝る時以外は極力使わないよう、どうしても!って所まで我慢しとります。
まあ仕事で先方へお邪魔する時にも、相手を不快にさせないよう使ったりしますが。
そんな使用を最小限にする努力が実ったのか、少しづつ鼻炎・鼻づまりは改善してきています。
皆様、お薬をご使用の際は、用法用量を正しく守ってお使い下さい。
花粉症がキツイからと、薬を大量に使う物ではないっすね┌(_Д_┌ )┐