表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

A

作者: 色彩豊

シャアァァ、、、バサッ

「うぅ…」

 カーテンを片手を伸ばして引いて、朝の光を顔に浴び呻く。

「すぅ~…すぅ~。」

 この淡い光に顔を照らされ今だに起きない彼女に構わずベットから起きて顔を洗いに行く。あと、トイレ。

「…6時過ぎ。アッガララララララ…」

……… …… …1分経過

「…ラララララッバ、バッヴァエェ……」

 洗面台においてある容器に入っている、うがい薬入の水を使って約2分弱の口内洗浄をしてから、一気に吐き出す。

 カチッ、ドバッヴァシャアァァァ…

 蛇口の代わりに直径15センチのスイッチを押して水を出すと、まるで滝の様な流水が一気に天井から流れ出す。

「……いだい。」 

 朝一番の眠気も引いていき完全覚醒して、痛みに耐えながら、歯ブラシ替わりに口を開けて上に向き流水で水洗い。

 いい忘れてた、現状ハダカ。

 洗面台の引戸から既に持っていた歯磨き用クリームガム(手作り、製法は秘匿。原材料は8割が歯磨き粉、後は言わん。)を口に入れて素早くカムカム…………7秒。口を開けて流水を入れて出す。このクリガム、最初はチューインガムの感触だが、噛むに連れ徐々に滑らかなクリーム状になる。だがクリーム状になる直前に破棄しなければ、歯が無くなる。取扱い注意が必要な危険物。

「ふぅ」

 スイッチを切り洗面台から離れて後ろにあるコンクリートの様な白い壁面に近づき、ジャンプして両足を壁面に向けて、『ドロップキック』をする。するとムニュウゥと両足を壁面に捕らわれ下半身がそのまま飲み込まれる。

「……あぁ…」

白い壁面から出て来れば何事も無く無事にヨウは終わり埋まってた下腹部には何も汚い物は付いて無い。そして壁伝いに右へ進み今度は、天井の上から下にゆっくり回りながら無音で落ちる(シャワーだ)

 そこに入る。………ゴバッジャアアアァァと入って直ぐに全身全霊が叫ぶ。

「…ぅ」

 声出ないままで、2分ぐらいで出る。でなければ持ってかれる全て、長時間耐えれ無い。全身全霊持たない。

 それから直ぐに来た道を戻り出口に向かって進む。洗面所から出たらバスタオルを取りに寝室へ向かう。途中でベットで寝てる彼女が起きてないか見る。

 「…すぅ…すぅ。」

寝てる。そのまま寝室へ向かう。

ガゴッゴゴゴゴゴゴ……と、扉を開いて寝室に入る。モニュッモニュモニュと歩き辛い床を進み、ベット横のタンスからバスタオルを取って髪と全身を拭き終わり。タンス横の使い捨てタオルを入れる籠に軽く入れる。

「ふうぅ」

ベットに腰を降ろして一息つく、顔を上げて大きな『NOPPOの古時計』を見る。6時50分…そろそろ飯を作る時間。

「うーん」

 少し記憶をアサル。生け簀にスッポンが20匹、水槽にKINGロブスター1匹、庭には2匹の大型鳥獣ジャモン(デッカイ、シャモ)が居る。この二匹はそろそろ調理しないと肉質が変かるから処理は確定。  

 スッポンはいつもの様に食べるとして、KINGロブスターは……。夜のディナー様に置いておこうか。

「よしっ」

 駆け足で寝室を出て玄関まで直行する。その後は、扉の横に有る縦長の金庫から大型獣用の刀を取り出す。鍵は取り付けてない。ギィイイゴゴゴゴゴゴッと、重く嫌な音がなって扉が開くと同時に刀もゆっくりと、こちらに傾いて落ちて来るので取手を手で持ちそのまま引き抜く。引き抜いた後は、玄関ドアを開けて外へ行く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ