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恋人登場

サブタイトル「恋人登場」

「どうだ?シワ寄ってたりしないか?」

「大丈夫ですよ、マスター」


久し振りに900年前に知り合った人間で不老不死の長寿を得た俺の知り合いの女性が居る。

彼女はその当時100年に渡って続く魔物との戦いの終止符を討つ為に選ばれた大聖女である。


「久しぶりに会う御方なのですから、身嗜みは綺麗にしておかないと」

「だな」


俺はそう言って事務所から所有している屋敷に移動して彼女を待つ。


本来は種族の特性上、彼女は死を捨てる代わりに不老不死を得た。


実際にとある事を間近で見た俺も知っている。


「ジョーカー様、ラピス様がご到着致しました」

「よし、全員玄関ホールに整列を促せ」


最近雇った人間族の執事から報告を受けた俺は指示を出して自分も書斎から玄関ホールへ向かう。


「ラピス・ラズリィ様の御通りで御座いますッ!」


執事が言うタイミングで玄関ホールの扉が開き、彼女が入って来た。


「「「「お帰りなさいませ、ラピス様」」」」

「ただいま、皆様」


ラピスは俺に向かって小走りで行き、俺に抱き着く。

俺も抱き返して


「ただいま、ジョーカー様」

「あぁ、お帰り。ラピス」


ラピス・ラズリィ、900年前に出会った人間の一人。


当時、各国は魔物との戦いのついでに領土争いもあって彼女が務めている教導国家皇国でもとある研究が原因でその争いに巻き込まれていたのであった。


俺は彼女を助けて教導国家皇国も助け、戦争を終らせた。


「ごめんなさい、本当はもっと早めに貴方に会いに行くつもりだったのだけど・・・」

「教皇猊下ってのは忙しいからな、仕方ないさ」


彼女は昔は聖女と呼ばれていた。

だが今に至るまでは暫くの間は教皇猊下として襲名し、教導国家皇国を支えていたのだ。


「それで、あそこの公務はどうだ?」

「昨日辺りから義妹(いもうと)に公務を任せて教皇としての地位も譲ったから暫くはアナタの傍に居る事になるわ」


彼女はそう言って俺にキスをする。

俺もお返しにキスをして


「そうか、丁度養息子(むすこ)達も依頼から戻って来たから顔見せたらどうだ?」

「そうね、そうするわ」

「私が呼んでまいります」


人間族のメイド長がそう言ってその場を離れる。


「あぁ、そうだ。やっと風呂場が開設したんだ。良かったら後で入ってくか?結構広い浴槽にしておいたぞ」

「あら、グッスに頼んだの?あの子も腕を上げたのね」


そうこう話していると、メイド長に呼ばれていたであろう4人の義理兄妹が来た。


養母様おかあさま!お帰りなさい!」

「ただいま、リリィ、クリス、リーナ、グッス」

「お荷物は俺がお持ちします」


そして数時間後、家族揃っての食事が始まった。

因みにメイド達や執事達は交代交代で食事をする人や食事を運ぶ人に変わっている。

料理人も同様。


「―――って事で、流石に苦労しましたわ」

「相変わらず凄いな、ガートス」


鬼人族のガートス、彼は料理長でありながら冒険者もやっている。


「活きが良いんでついついシメにしましたよガッハッハッハ」

「それじゃあ・・・孤児院の子供達にも護身を覚えさせて欲しいのだけど・・・出来る?ガートス」


ラピスがそう言うとガートスは「勿論とも」と言い


「どこの孤児院ですか?奥様」

「私の後期に入って来た聖騎士のご実家がある所なんだけど」


お抱えの聖騎士か、確かベランズって聞いたな


「あ~、アイツっすか・・・あんにゃろ~俺を寄越すとは良い度胸じゃねぇか」

「ん?知り合いか何か?」


俺がそう聞き返すとガートスは頷き


「まぁ、要は腐れ縁ってヤツっすわ。アイツとは親同士が仲が良いんですけどね」


成程ねぇ~


「さてと、食事も終えたし片付け頼むよ」

「了解しました~、おーい!誰か手ぇ空いてたら手伝いに来~い!」


食後はラピスと一緒に寝室に戻っていくのであった。

次回「教導国家皇国ドラグマ①」です。

お楽しみに~(´▽`)つ旦~~

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