バアルからの試練⑤~古代魔種の大魔境冥府殿~
サブタイトル「バアルからの試練⑤~古代魔種の大魔境冥府殿~」
バアル・セヴィスからの試練の日、第五ステージ。
「あら、漸く来たわね♥」
「よろしくお願いしますッ!」
第五ステージは・・・魔族にとっての故郷をイメージした場所となっている。
魔物が多く生息し、どの魔物も魔族との戦いによって鍛えられていた存在である。
「全く、清らかに成長したわね~」
「お褒めの言葉有難う御座いますッ!」
刃先と刃先が火花を散らす程に激化していた。
「全く、鎌を使った戦法では盟友に負けて・・・双剣でも・・・やっぱり、親子揃って似た者同士ねェ~」
彼、ナイトメアは最恐の魔王の義理の兄である。
勿論、自身も強いと自負している。
「ん?腕試し?」
「えぇ、あの子を倒した貴方の実力を実感してみたいのよぉ~」
彼らはこうして刃を交えた。
「死角が見え見えだよッ」
「あふんっ?!」
大鎌を使った遠距離攻撃戦法を元は得意としていた彼はアッサリとバアルに負けた。
「負けた原因?そりゃ~お前、戦法・・・ってか戦うスタイルが一つしかないからだよ」
「・・・やっぱりぃ~増やした方が良いのかしらぁん?」
バアル・セヴィスの思い付きの行動に彼は付き合い、そして―――
「だっは~まぁた負けたぁ~ん」
「いや、でも至近距離戦法でも充分戦えていたぞ?」
二度目も負けた彼は次に勝てる戦略研究を続けることが増えていった。
「ハァッ!」
「おっ!」
急速に戦闘スタイルの切り替えを行った。
「すげー!次は呪い刀!」
「セヴィス家は呪いに滅法強いと聞いたけど・・・どうかしらねっ!?」
大鎌、双剣、長剣の3スタイルを切り替えながら彼を追い詰める。
だが――――
「此奴でぇ~~~トドメッ!」
「アラァ~ッ!?」
グリア・セヴィスが拾った木の棒が付与された状態で―――ナイトメア・スティアに勝利を収めた。
「んも~う、悔しぃ~!修行し直さなきゃ!」
グリア本人が次のステージに進んだ後にそう悔しがり、彼はその場から去っていった。
次回「バアルからの試練⑥~古代聖種の大聖教創世殿~」です。
お楽しみ( ˘ω˘;)<あっつ・・・




