お互いを愛しているカップル古代種は恋愛見本①
サブタイトル「お互いを愛しているカップル古代種は恋愛見本①」
古代種である二人の出会いの思い出話の数日前のとある日―――までに遡る。
「――――んぁっ・・・・あ~、転寝してたか」
「バアル様、歯を磨いてスッキリ致しましょう」
例のアレの準備期間の数日前の現在――――とある小企画の計画を立てていた。
「よし、スッキリした!・・・そうだ、あの二人を呼んでくれ!今回の企画の必要な人材になる」
「ナトメア様とメリアス様なら既に応接間で今回の件について既に手紙で周知しているそうです」
執事からそう聞いた俺は直ぐに着替え直して二人の待つ応接間に急ぎ足で行く。
「スマン、待たせた」
「オッスー☆今回の企画、ワタシ達必要って聞いてきたわよ☆」
「ハニー☆と一緒に参加して欲しいって手紙が来たから来たんだ♥」
この日の二人は相変わらずイチャイチャしていた。
俺が対応する時は必ずメイド達は何もさせずに下がらせる。
「ホレ、俺の向こうのダチが栽培した貴重な茶葉の紅茶」
「あら、ワタシ好み♪」
「ワタシも好きだな♪」
メイドや執事を下がらせたのは――――二人の美貌と顔立ちから興奮して気絶する人が多発するからである。
「大体、二人の意見を参考にして簡単に祭り形式で盛り上げようかと一応考えている」
「ほほ~ん・・・・だったらぁ~コレなんかどうだい?」
「あらぁ~可愛くてステキ♥」
女装癖や男装癖があるこの二人はこの世界にとって自分の性に思い悩む男女を奮い立たせるのにも効果的だと思って決めた。
「一応、会場も用意出来るから、そこで司会と数分間程にトークをして欲しいんだ」
「成程ねぇ~ん、ワタシ達のお互いの切っ掛けを元に話をしたり盛り上げたりするって事ね☆」
「だったらボクとハニーのお得意だね☆」
特にこの二人に関しては結構ファンが国境を跨いで多く点在するのを確認している。
古代種のカップルでも自由に恋愛する立場だからと思い悩む事も綺麗サッパリ関係無くなる。
「――――って感じで良いんじゃないか?」
「あらダーリン、良い考えじゃなぁい♥」
「流石だな。やっぱ二人と話しておいて正解だったな」
二人と話し合いをしたお陰で大分、企画の主な内容の決定が固まってきた。
「そーだ、あの子達元気?」
「ん?あの二人か?息子なら新婚旅行で二日前に出かけているぞ。新婚旅行と家族旅行を纏めてあの豪華客船で楽しんでるぞ」
俺は魔法陣を魔力を出しながら机の上に描き、更にその魔法陣から出来立ての夕飯を出した。
「んで、嫁は義妹の娘と一緒に少しばかり手伝いに行ってるよ」
「そう言えば、ダーリンの国は仕事がいそがしいわよねぇ~」
「だねぇ~。ワタシもあそこで一時期やっていた時は結構体に負担が係る程やばかった記憶が」
三人で食事をしながら出来上がりの企画書のチェックをして異空間に仕舞い込む。
「さってっと・・・明日当たり開催だし、二人は泊まるか?」
「あ~ん、そうしたいけどぉ~」
「実は今回のイベントの事を踏まえて二人で宿取ったんだ。ゴメンネ♥」
二人が宿に戻った後、俺は自分の部屋に戻った。
「さてと、しっかりと寝るか」
イベント当日、まさかここまで成功するとは俺自身思ってすらなかった。
次回「お互いを愛しているカップル古代種は恋愛見本②」です。
お楽しみ( 一一)<あちぃ~




