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1150年目の夏②、魔物狩り大会終盤戦

サブタイトル「1150年目の夏②、魔物狩り大会終盤戦」

1150年目――――とある会場での終盤にて。


「よっしゃ~!!!」

「くそ~ッ!僅差で負けた~ッ!!!」


異種族混合でのダンジョンを扱った魔物狩りは終わりへと近づいた。


順位としては優勝はエルフ族の面々である。

森人族とも呼ばれている彼らは昔はダークエルフらとの関係が冷え切っていた。


ただ、エルフの努力と当時のセヴィス家当主であるバアルの仲介、そして彼等二種族の当時の子らでバアルの養子だった子と秘書だった者が婚約し、更には結婚を果たしたが故に彼等二種族は関係の改善修復が良好となった。


『セヴィス大公家ご一家の方々の御前で活躍で来て嬉しく思います』

『当主様も皆様を応援していたのでかなり頑張れていたでしょう?会場の皆様!勇敢なる彼等に盛大な拍手を!』


会場は熱気と大きな拍手の音で盛り上がりの度合いが分かり易くなっていた。


大会終了後の交流会にて――――――


「流石次期エルフの長だ!ガッハッハッハ!」

鉱夫ドワーフの君らも勇敢だったよ!アッハッハッハ!」


冒険者でもある彼等大会参加者達ぞれぞれが他の種族との交流で友情が深く芽吹いている。


「如何です?ラー様」

「あぁ、いい試合だったぞ!勿論、君らもな!」


ラー・セヴィスはそう言って参加して三位にまで昇り詰めた自身の弟子を褒め称え、更には頑張った周囲の参加者達にも称賛した。


後日――――


「父上!ライヴァー殿と一緒に狩りをしてきます!」

「お~、気を付けてな~」


ラーの息子、アトゥム・セヴィスはラーの弟子であるライヴァーと共にダンジョンへ潜って行った。


「軽食をご用意致しました。珈琲と一緒にお召し上がり下さい」

「おっ、助かる!」


漸く大会の後の跡片付けも終わったと言う時間帯に彼はイベントの後の悠久を楽しんでいた。


「新聞読みますか?」

「おっ、来てたか。読ませてくれ」


執事から新聞紙を受け取った彼は優雅な昼時を楽しみながら過ごしていくのであった。

次回「1200年目の秋①、レジャー日和」です。

お楽しみ('ω')<オッスオッス

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