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1100年目の春、とある大貴族当主の弟子

サブタイトル「1100年目の春、とある大貴族当主の弟子」

1100年目――――とある場所にて。


「フゥ~~~~~~」


一人の男が遺跡の前で修行を行っていた。


「飯、持って来たぞ~」

「あっ、師匠!」


彼の師範だと呼ばれている男を確認すると、修行していた男は修行を終えてそのままお昼に入った。


「今回も異常はなかったか?バイス」

「えぇ、稀に魔物が徘徊してますけど、遺跡を守る形で行ったり来たりしてますね」


バイスと呼ばれたその男は彼の師範にそう伝えた。師範の男は少し考え


「この後の修行は取りやめにして遺跡内の清掃をするか」

「あ~、確かにあっちこっちヤバいですよね~苔生えてますし」


男二人で遺跡の中に入り、掃除を始めた。


「確かこの奥でしたっけ?オシリス師匠が言っていた女性の守護者ガーディアン

「覚えていたか。あぁ、俺の先祖がどの代の世代を指したかわからんがその者と契約をしてやってくれっ的な事を言っていたのを義理の親戚のエルフから聞いたぞ」


オシリス・セヴィスと呼ばれているその男はそう言って周囲の苔を除きながら壁面を綺麗に雑巾で拭き始める。


「・・・よし、綺麗になった。そっちはどうだ?」

「綺麗になりましたよ~」


二人の師弟は掃除を終えてそのまま遺跡を出た。


「ぐぎゃぎゃっ!」

「おう、よろしく頼むよ」


オシリスはそう言ってゴブリンに言った。


「師匠のスキル【魔物会話】って便利ですよね」

「そうか?使用している以外のスキルは役に立たんぞ?」


こうして彼らの代で終わりが近づく―――――。

次回「1150年目の夏、魔物狩り大会のとある若者」です。

お楽しみ('ω')<パソコン、ポンコツになりそう

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