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1050年の九代目セヴィス家

サブタイトル「1050年の九代目セヴィス家」

1020年から時は進み1050年。

様々な改革や新たに王族の一部のクーデターや内部戦争なども起こり、支配者一族だったセヴィス家は現在もなおどの国にも属さず戦争を起こす国と原因を作る国の代表者たちに喧嘩両成敗などを行う程度の日々を送っていた。


「ベルフェ、そろそろだな」

「そーだね~マモン」


セヴィス家の双子兄弟が動き始めると戦争を起こそうとする国は必ず内部から鎮火し、ナリを潜める。


そして、セヴィス家との関係がある教導国家皇国ドラグマはセヴィス家の遠縁の血筋が引退して亡くなった事により双子のどちらかが候補に挙がって行った。


「それで、ボクで良いのかい?教皇の座は」

「あぁ、どうにも大公ってのが性に合うんでな。ベルフェ、お前に教皇を任せる」


そして、セヴィス家にはとあるルールが存在していた。


“始まりの島”にある“とある場所”は部下を使ってても絶対に守る事。


「ヴァル、いい案はないか?」

「そうですねぇ~、ダンジョン化はどうです?墓守の役目も万々歳かと」


執事からアドバイスをもらった現在の大公爵、マモン・セヴィスは部下を派遣し足りして更に嘗て神殿があったその場所は未だに守らていた。


「マモンがあの島のあそこを?いいじゃないか。初代様が守り続けているとある存在を世間からまだ隠していたいからな。こちらからも何人か派遣しよう」

「畏まりました。私の方で見繕っておきます」


マモン・セヴィスの行動を知ったベルフェ・セヴィスも同じ行動を起こした。


「おっ、ドラグマの!あんた等も頼まれたのか!」

「どうも、ダンジョンを作るからにはセーブ場所も確保したいので協力しに来ました」


ダンジョン化計画が順調に進み、数日後―――


「よし、我々はマモン様に報告をする」

「我々は教皇猊下様に報告しに戻ります」


ダンジョン制作をした双方は互いに礼を尽くし、そのまま自分の主人の下へ戻って行った。


「――――ほう、手伝って貰えたのは有難い。コッチからベルにお礼の手紙を送っておく」

「はっ、我々はコレで失礼いたします」


一方で―――――


「冒険者達の最大の目標は――――四終帝を最終目標にしておきなさい」

「成程、そうすれば目標を建てながら達成するといった繰り返しが出来るのですね?」


こうして、セヴィス家の歴史はまだまだ続くのであった。

次回「1065年の十二代目セヴィス家」です。

お楽しみ(; ・`д・´)<お?

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