表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FOREVER  作者: 結季奏
6/6

修学旅行へ行こう!3

「おはよう、クッキー」


「おはよう」


人間の国の朝はスイーツワールドと変わらない。

昨日の写真。

あれは、誰だったのだろうか。


あれが気になって眠れなかった。

「あのさ、クッキー。」


「ん?なに?」


「昨日の夜なにしてたの?」


「昨日の夜…?ああ。本を読んでいたんだ」


「へえ。そうなんだ……」


「どうしたの?」


「いや!なんでもない!」


「?」


「そういえばさ、私ね修学旅行で恋話って憧れてたの。だから…しませんか?」


「恋話っていわれても……。」


「えー。好きな人いないの?」


「いるといえばいるけど、恋じゃないかなー」


「えー。なにそれー」


「そういうマカロンはどうなの?」 


「え!えーと…。」


「なになになにー?」


「やっぱり内緒!」


「ところでクッキーの恋愛じゃない好きって何なの?」


「僕はスイーツワールドのみんなが大好きなんだ。マカロンも、マカロンのお母さんもお父さんもね。」


「ふーん。そうなんだ?」


……まじで、言っているのならクッキーは頭がおかしいか、すごい優しいのか……


なんてことを考えていた。


「朝ごはんにしない?亅


クッキーが提案した。

そういえばお腹が減った。


「台所があるから僕がつくるよ」


「ほんと?やったー!」

そうして、修学旅行二日目は幕を開けた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ