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修学旅行へ行こう!3
本を、閉じる音がした。
ゆっくり、のんびりと過ぎていく時間。時計の秒針の音だけが耳に聞こえる。クッキーは、布団に入り小さく寝息を立てながら寝てしまった。
のそりと起き上がった。
……こんなことしちゃ、ダメだって……
しかし、自分の中の悪魔は囁く。
(見ちゃいなよ?誰が写っているのか。気になるよね。もしかしたら、恋人かもしれないよお?)
気づけばクッキーのカバンに手を出していた。
……だめだめだめ!……
カバンの口は開かれたままだった。不用心だなあ。
それか、私が信頼されているのか。
……だめだ。それなら、クッキーの信頼をなくすなんて!
私はカバンから手を引っ込め、布団に入った。
短かったです。
次は、クッキーとマカロン京都へ行きます。
そこで出会う一人の男の子。
どうなるでしょうかw