第100.5話「タヌキそば」
はて、タヌキそばとはどうして「タヌキ」?
大体タヌキだと、どーして天かすとかまぼこなんでしょ?
正直、ぱっとしませんよ。
これもタヌキの好物って事なんでしょうか?
誰か本当の事、知ってますか?
今日のおやつは「タヌキそば」。
「むぅ~、何故タヌキそばにはおあげがないのじゃ」
「コンちゃん、おあげ入ってたらキツネそばじゃない?」
「わらわ、タヌキなんか好かん」
「コンちゃん、おあげ食べたいだけだよね」
「おあげ欲しい」
コンちゃんがぼやいていると、ミコちゃんがおあげを入れてくれました。
「やったー!」
コンちゃんの機嫌、急回復なの。
コンちゃんとレッドのおそばにはおあげ付き。
二人はニコニコ顔で食べてます。
でもでも、急にレッドの手が止まりました。
じっと器の中を見ています。
「レッド、どうかしたんですか?」
「はわわ……ポンねぇポンねぇ!」
「どうしました?」
「これはタヌキそば」
「ですね~」
「はわわ……」
レッド、全部食べちゃって、もう汁しか残ってません。
まだおあげが食べたいとか?
「このあいだはキツネうろんでした」
「キツネうどんですよ」
「キツネうろんは、わるさをしたキツネさんでんせつ」
「そーですよ、悪いキツネさんは食べられちゃうんです」
ふふ、コンちゃんの椅子の足を蹴っちゃうだから。
コンちゃんも応戦してきます。
「ではでは」
「はいはい」
「このタヌキそばはだれ?」
「はぁ?」
「みどちゃ?」
「みどり、悪い事してないでしょ」
「ではでは、ぽんた?」
「ポン太はいい子ですよ」
「ふむ……ではでは、ぽんきち?」
「あー、ポン吉は遊んでばかりですね~」
「ぽんきちですか?」
「でも、子供は遊ぶのが仕事だから、ポン吉は悪くないですね」
レッド、唸ってます。
でも、そんなレッドの頭上に裸電球点灯!
「ちょうろうとか!」
「あー、そうですねー、飲んだくれだしー」
「このおそばはちょうろうですか!」
「でもでも、レッド、このインスタントそばと長老のそば、どっちがおいしいですか?」
「むー!」
レッド、また唸ってます。
「ざるそばすきすきー!」
「じゃ、長老は悪くない……」
「ではだれがおそばに?」
って、タヌキでどうしてわたしが出てこないんでしょ?
「レッド、ほら、誰か忘れていませんか?」
「ふえ?」
「タヌキで一人、忘れてるでしょ」
「はて?」
もう、チョップです。
でも、レッド、首を傾げてます。
「わたしもタヌキでしょー!」
「あ、ポンねぇ、はいはい」
「忘れてませんか?」
「でもでもー!」
「?」
「このタヌキそばはポンねぇではありませぬ!」
ポカン……どうしてわたしじゃないんでしょ?
横で聞いていたコンちゃんが、
「これレッド、何故ポンではないのじゃ」
「いちもくりょうぜんでありまする」
「ポンは凶悪なのじゃ」
もう、コンちゃんにチョップ!
でもでも、わたし、レッドにチョップや頭グリグリします。
「わたし、レッドをチョップしたりするけど……どうして悪人じゃないの?」
「このおそばには『どらやき』はいってないゆえ!」
「!!」
途端にみんなが背中を丸めて……
丸めた背中が震えています!
「よってこのおそばはポンねぇではありませぬ『どらやき』ないゆえ」
もう『どら焼き』を連呼しないでください!
あ、あとでお風呂でいじめちゃうんだからモウっ!
これにて「ポン村8クールめ」もおしまいです!
みなさんが「いいね」を押してくれると、連載、続きますよ!
ぜひぜひ、「いい方の感想」なんかもおねがいします!
みなさんの応援で「ポンと村おこし」も続くんだから!
え? どこが村おこしだって? えーっと…
ではでは、ほんのちょっとだけ~
予告でごまかしちゃえ! えいっ!
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第105話「駐在さんとシロちゃん」
シロちゃんは駐在所の前でじっと立っています。
熱っぽい目で見てるんです。
なんだか恋する乙女な目なの。
こ、これはっ!
『ちゅちゅちゅちゅーざいさんっ!』
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えへへ、続きはみなさんの応援しだいで~す!
よろしくね!




