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夏生詩集3

君は君だから

作者: 夏生

あなただけが辛いんじゃない

みんな何かしら辛いの


人それぞれ違うと説きながら

みんな、といってしまう

ひとりじゃない、と

教えたくて、みんな、を使ってしまう


一人なんだよ

一人一人の集まりだけれど

一緒というわけじゃない

同じというわけじゃない


君は君、私は私


辛いときは辛いを噛み締めて

よく味わいなさい

君だけの辛さは君だけの喜びに

繋がるから


強くなってほしいより

強い部分もあることに気づいてほしい

何とか引き出せてあげたら

よいのだけれど


酸いも甘いも苦いも味わって

怪我をして泣いて

沈んで浮かんでを

繰り返していくうちに

気づくことだから


焦らないで見守っています




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― 新着の感想 ―
[良い点] 漁り読みから失礼します。 分かるよとか、皆そうだよとは言いたくなくて その人の為の言葉を沢山探して伝えてきました。 でももっとシンプルでも良いのかもしれませんね。 「強くなってほしいよ…
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