第61話 弟子入り希望②
サクラの前に現れた1匹の犬。
「ガル!」
黒虎毛の2足歩行の甲斐犬はサクラ見て興奮していた。尻尾をブンブン振っている。
よく見ると甲斐犬は額当てのようなものをつけていた。
「もしかして忍者が好きなのかしら?」
「ガル!」
トコトコとサクラの前までやってくる甲斐犬はサクラに握手を求める。
「握手?はいどうぞ」
サクラが甲斐犬の手をとると満足そうにする。
「あなたコボルトよね?私に何か用があるのかしら?」
サクラは甲斐犬に質問をする。
「ガル!」
甲斐犬はサクラの言う通りコボルトで、とある理由でこの山にいるらしい。
甲斐犬コボルトは忍者に憧れており、修行のためこの山に来ているのだという。
「ガル、ガル!」
「え?弟子になりたいの?でも私本物の忍者ではないのたけれど…」
甲斐犬コボルトはサクラに弟子入りを希望する。
だがサクラは本物の忍者ではない。ただ忍者の服を着ているだけのなんちゃってだ。
そのことを甲斐犬コボルトに伝える。
「ガル」
が、甲斐犬コボルドはそれでもいいと言う。
サクラには強者の力を感じるので、忍者でなくても師事したいとのこと。
「…わかったわ、そこまで言うのならついてきてもいいわよ」
「ガル!」
こうしてサクラに2人?目の弟子が誕生した。




