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第54話 ワンニャンパラダイス
女の子とウタマルたちが遊んでいると、
「ニャ」
以前助けた猫がやってくる。
更に、
「にゃ」「にゃ」「にゃ」
続々と他の猫たちも集まってくる。
「すごーい、ワンちゃん猫ちゃんがたくさん!」
気がつくと女の子はワンニャンたちに囲まれていた。
「キャン」「ワフ」「バウ」
ウタマルたちは猫たちと喧嘩することなく一緒に仲良く遊んでいる。
「…羨ましい。けど私が行ったらダメよね」
サクラは一緒に混ざりたい欲を抑えながらその光景を眺めている。するとそこに、
「ニャ」
最初にやってきた以前助けた猫がやってくる。
「?どうかしたの?」
「ニャ、ニャニャ」
猫はサクラに今度自分たちが暮らしている里に遊びに来るといいと言った。
「ええもちろん。お邪魔させてもらおうかしら」
サクラは猫に遊びに行くことを約束する。
その後一通り遊んで満足した様子の女の子と猫たちと別れ、サクラはウタマルたちと柴犬コボルトの里に帰っていった。
「あっ、そういえばあの子たちが暮らしている場所ってどこなのかしら?」
サクラは猫に住んでいる場所を聞くのを忘れたことに気付く。
「ヤナギさんに聞けばわかるかしら」
サクラはヤナギに聞いてみることにした。




