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第42話 新素材と新たなもふもふ
「ウヒョー、インスピレーションが湧き上がりまくりです!」
作業場からカレンの叫び声が響き渡る。
カレンは現在新しい衣装の作成に取り掛かっていた。
そしてアンズも、
「これとこれがあるなら、あれができそう…。あっ、この前作ったのにも使えそうかも」
アンズも新しい食材を手に入れ新作料理の研究に夢中となっていた。
実は手乗りベアの森は単なるセーフティエリアではなく、素材も採取できる場所だった。
手乗りベアの森で入手できる素材は市場では見かけない新素材ばかりで、その中にはカレンの裁縫で使用する染料の材料となる素材や食材が豊富にあった。
アンズ、カレンは新しいおもちゃを得たかのように作業に夢中になっていた。
「うふふ…」
そしてサクラは相変わらず手乗りベアの森でもふもふを眺め悦に浸っていた。
するとそこに、
「バウ!」
1匹のコボルド?がやってくる。
「こんにちは。君もコボルトだよね?」
サクラは鑑定するとちゃんとコボルトだった。
サクラが確認したのには理由がある。
そのコボルトの姿はチワワだったからだ。




