第24話 アンズの料理教室
「では皆さんよろしくお願いします」
「「「ワフッ!」」」
ホームの庭に集まるアンズとコボルトたち。
今日はアンズがコボルトたちに料理を教える日。
サクラは見学として初めて参加する。
「まずは今日使う料理機器の説明をします」
アンズとコボルトたちの前に並ぶ料理機器はホームに設置されているものだ。
あれからサクラはホームの引っ越しに伴い、機能拡張し庭でも料理ができるようにした。そして里のコボルトたちにも使えるように許可を出してある。
「今日作る料理はウサギ肉を使った回転焼きです」
大量のウサギ肉はサクラが集めてきたものだ。
「焦らず丁寧に焼いていきましょう」
真剣な眼差しで肉焼き機を回すコボルトたち。
その様子を見ているサクラは、昔何かのゲーム動画で見た似たような光景を思い出す。
「…はい、完成です。皆さんお疲れ様でした」
「「「ワフー!」」」
無事料理は完成し、コボルトたちは歓声を上げる。
アンズには先生の適性があると今日見学してわかった。
他人にものを教える大変さはサクラも知っている。
アンズは料理が趣味だと言っていたが、将来は料理の先生として十分やっていけるとサクラは思った。
楽しそうに自分たちの料理を楽しむアンズとコボルトたち。
「…アンズちゃんばかりに任せるのも悪いわね。私も何かできることあるかしら」
サクラもコボルトたちに何かできないかと考えるのであった。




