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第110話 アンズの弟子入り
「よろしくお願いします」
「ガル」
甲斐犬コボルトの里。アンズは1匹の甲斐犬コボルトに師事していた。
ここ最近、アンズの料理の味は格段に良くなり評判もうなぎのぼりだ。
しかしそれは食材のおかげで、自身の実力ではないとアンズは思い悩む。
そこで腕をみがくべく、とある人物を訪ねることにしたのだ。
甲斐犬コボルトの里にはそば打ち名人と呼ばれる甲斐犬コボルトがおり、アンズはそのコボルトに弟子入りする。
甲斐犬コボルトは手先が器用で、料理や細工が得意な者が多く存在する。
そば打ち名人のコボルトもその中の1匹だ。
アンズが弟子入りしてからしばらく。
「師匠、ありがとうございました」
「ガル」
師匠である甲斐犬コボルトからお墨付きをもらったアンズ。
早速アンズは手打ちそばをサクラたちに振る舞う。
「うん、おいしい」
「のどごしが最高です!」
「美味なのです」
おいしそうに食事をするサクラたち。
その様子を見て胸をなでおろすアンズ。
無事、自信を取り戻すことができたようだ。
後日、アンズの茶屋に新たなに手打ちそばがラインナップされ、大人気メニューとなるのだった。




