女神との邂逅
よろしくお願いいたします。
誕生日に男は、首を括って死んだ。人生に嫌気が指した訳じゃない。それが親孝行と思ったから。使えない人間。邪魔な人間。手間のかかる人間。重しになるくらいなら、軽くしてやる。兄がいるから大丈夫だ。そう思い、俺は世界から消えることを選んだ。
闇の中で一人佇む俺。すると、蛍のような光が一つ二つと増えてきた。最後には、果てしない空間に光が舞っている。綺麗だ。こんなの前世でも見たことある人は居ないと断言できた。
突然、目の前には、見たことのない美女がいた。
『貴方に罰を与えましょう』
「罰?」
意味が分からない。俺は死んだし、終わったはずだ。死後の世界なんて闇の中で隔離されて、動けない状態で発狂しても永遠に過ごすものだと思っていた。その法則を打ち破れると言うことは、この若い二十五歳ぐらいに見える女性は、女神様?
『察しが良くて助かります。では、貴方の罰を言いましょう』
心を読まれた。やはり神か…。さあ、何でも来い受けて立ってやる。ははっ、躁状態かもな。
『不老不死になって貰います。そして、貴方が双極性障害いわゆる躁鬱病になる前の歳に戻してあげましょう』
「待ってくれ!それは、ご褒美じゃないのか?」
『いずれ、解ります』
そして、俺は黒い渦に巻き込まれた。
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世界が平和で世界中の皆様が笑顔になりますように。
ご指摘ありがとうございます。
延々(えんえん)は、「非常に続くさま」
永遠は、「いつまでも果てしなく続くこと」「時間を超えて存在すること」なので「永久」に近いです。
この場合、天也は永劫の苦しみを味合うと思っていたので、永遠ですね。
紛らわしくて、スミマセン。