腐女子と推しcp。2
※一点、今作の登場人物である美咲くんの名前がなぜか美美咲くんになっていたので直しました。美美咲くんではなく美咲くんです!
内容に変更点はありません。
次の日のお昼休み…
やっぱり腐臭の漂うこの教室では、やはり腐女子が腐女子トークに花を咲かせていた…。
榊「もうね、あーなるほど、ってなった」
富士「確かにね」
加藤「でもさー私受けが頑張るのってあまり好きじゃないんだよね〜」
榊「攻めが頑張る派?」
加藤「そうそう!そんな感じ!!なんていうか〜ひとりの受けをべたべたに愛してて欲しい」
富士「あ〜なるほど!」
榊「それ斉藤やんw」
加藤「あ、たしかにw」
富士「なんでやねん」
榊「そういえばさぁ?」
富士「ん?」
榊「あの二人どうなったの?」
加藤「あの二人?」
榊「鹿島×田中」
加藤「あ!確かに!」
富士「噂じゃ付き合ってるらしい」
榊「まじか?!」
富士「腐界隈では割と常識になりつつある」
加藤「腐界隈w」
榊「腐のネットワークなのかね?w」
富士「斉藤も言ってたし…結構ガチじゃない?」
榊「そうなの?さいと…ってあれ?!」
加藤「オーサカとさっき会議行ったw」
富士「最近会議多いね?!」
加藤「まぁ、卒業シーズンですからね〜」
榊「でもまぁ、田中君、結構いろんな男の子から人気だったのにねー」
富士「いいんじゃない?二人が幸せなら」
榊「私はいつまでもミサタナを推す!」
加藤「美咲くんと田中くん?」
榊「そう!田中くんが笑顔を見せる唯一の男の子!!神様が作った最強天使☆女の敵!可愛すぎる美咲くん!!もちろん、鹿島×田中あってこその派生カップルだけど…」
富士「派生カプw…ってか、女の敵てww痴漢になるやんw」
加藤「まぁ、可愛すぎて女の敵だよねぇ〜まぁ?私たちにとっては絶好の餌…あ、目の保養」
富士「言い直したww」
榊「鹿島くんには照れ顔しか見せないからね」
富士「可愛い同士かぁ…えっ、プラトニックラブじゃない?それ…」
榊「何言ってるの!!可愛い美咲くんが夜に見せるドS感がたまらないのよ!!」
加藤「なら私クルサキ派だな〜」
富士「胡桃 雷くん?それとも藍くん?」
加藤「お兄ちゃんの雷くんの方!!なんかあのチャラさがなくなった瞬間の独占が見たい」
榊「双子だから私はそれを生かしてのアイライ派だな」
富士「ライアイ派」
加藤「ライアイライのリバ」
榊「リバップルよりケンカップル派だな」
富士「電車の中で藍くんはけつ揉まれて欲しい」
加藤「ただのバカップルw」
榊「っあーそれは雷くん攻めだわw」
富士「チャラ男の兄のバカさにインテリ系の弟はキレるけど、でも、そんな兄も(密かに)好き、ってとこを思ってて欲しい」
加藤「強く否定しない受け、つおい」
榊「ゲームでわざと負けて欲しい」
富士「お兄ちゃんわざと負けたでしょ?!とか言って欲しい」
加藤「そんでもって、藍は強いなぁ、って頭撫でながら子供扱いして欲しい」
榊「あー…ライアイ良き。好き。推しcpの路線変更突然するほど好き」
加藤「アイライはお兄ちゃんがウブ」
榊「やっぱりアイライも捨てられん…!なんて言うの?…弟としてじゃなくて男として、見て欲しいんだけど…?ってベッドの上で雷くん押し倒しながら言って欲しい」
富士「お兄ちゃん…とか甘い声でつぶやいて欲しい」
加藤「そんな声にも反応しちゃうお兄ちゃん可愛い」
榊「遊んでそうなのに慣れてないお兄ちゃん可愛い」
富士「あ、殺陣くんと獅子堂くんだ」
加藤「急すぎるだろw」
榊「…王道の鹿島×田中を抜きそうな勢いで今話題沸騰中の二人だね…」
加藤「対応力がつぇえよw…まぁでも…特に獅子堂くんがゴリ押しの脳筋パワーでいきそう…」
富士「加藤も相当だよ?!対応力。…まぁ、でも…絶対に押し倒せないやつだね…殺陣くん…」
榊「腐女子は適応力が高いのよ…まぁ、でも……ん…?…脳筋獅子堂と子鹿殺陣…はっ!!これは、誘い受けっ?!」
加藤「押し倒せないなら自分から倒れてしまえの自業自得タイプか!」
富士「加えて獅子堂くんが遅漏なら…」
榊、富士、加藤 (朝まで止まらない愛の脳筋特急号、出発やー…)
一方、そんな噂をされているとは夢にも思わない獅子堂と殺陣は…
獅子堂「ん…?なぁ殺陣?」
殺陣「何?」
獅子堂「お前、また喧嘩しただろ?首のとこ、腫れてる」
殺陣「………」
獅子堂「おい、殺陣っ…」
殺陣「だって……あいつらがお前のこと…バカにしたから…許せなくて…っ!」
獅子堂「殺陣…ばか!お前に何かあったらどうするんだよ?!馬鹿殺陣っ!」
殺陣「…だって…」
獅子堂「だってじゃない!ちゃんと誓え!もう喧嘩しないって!!」
殺陣「…ぅう…」
富士「今の聞きましたぁあ?」
加藤「えっ、なに?攻めのために必死に立ち向かう健気な受け?最高」
榊「はーい、結婚、結婚」
富士「……」
加藤「どうした急に黙って…って…富士?」
榊「どうした?まじで!震えてるけど…?!」
富士「これさ………総選挙できるよ…」
榊「…え…?」
富士「このクラスの男子、全員でカプ作って総選挙できる…」
加藤「やるのっ?!!」
富士「だってぇー!斉藤は会議で構ってくれないしー?blに費やす時間もお金もないしー?こうやった榊や加藤、それにオーサカと話せるのももう短いんだよ?!!やりたいことやらなきゃ!!」
榊「あー、それなら大丈夫。ほら、私たち、サ○エさん方式だし」
富士「…たとえサ○エになろうとも、私たちはその一瞬一瞬を確実にblに注ぐ。だからこそ…作者には時間がない!!あと百年くらいしかない!!」
榊「おまっw超高齢社会に突入するのに、貢献する気満々じゃんw」
富士「あと百年くらいしかblに携われないんだよ?!無理!だからやりたいことはやっとこう?!百年なんてあーーーーーーーーーーっと言う間だよ?!」
加藤「結構長そうだな?w」
榊「じゃあ、やりますかー…」
加藤「じゃあ皆さん、腐女子と推しcp。にもうちょいお付き合いくださいねー」
榊「誰に話しかけてんの?」
加藤「こういう時って普通『ん?なんでもない、独り言!』っていうんだろうけど、わざと言うわ。数少ない好奇心いっぱいの読者たちに」
富士「独り言でいいだろwでもまぁ、そんなとこも好きよ♡」
加藤「あー…恋愛的好意として受け取っとくわ」
富士「それ困るんだよなぁ?w」
榊「斉藤ちゃんが怒っちゃうねw」
加藤「…(また収拾つかなくなりそうだな)次回に続く!」
榊「そうですね、enjoying the moment ってだれかが言ってました」
富士「あ、忘れかけてたけど、君、帰国子女だったね?w」
加藤「英語っすか…ちょっと発作が…」
富士「えんじょいいんぐ ざ blライフ」
加藤「blだけ発音いいのねw」
富士「そー えんじょい」
加藤「ウィーアー,エンジョイライフ」