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どうして僕が異世界なんかに  作者: Lapin
ここは素敵な場所なんですよ!
3/6

3話


それにしてもなんなんだこの世界は…


町?なんだろうけど…すれ違う住民の中には獣の耳が付いていたり


いかにも魔法を使いそうなやつがいたり


僕のような平凡な人間がいたりとまぁ様々な人たちがいるなぁ



「新さん!はぐれないでくださいよ!」


「いや、おどおどしてるお前には言われたくないんだけど。というか、引きこもりだったからそろそろ日光のせいでやられそ…」


「え!?も、もう少し頑張ってくださーい!」


「なら早くしよね…」



だめだ…こいつ方向音痴だ。断言できる。


誰か救世主はいないだろうか!


この馬鹿が行こうとしている場所を知っている方いませんか!


そして僕を元の世界に返してくれる方はいませんか!


と叫びたい。が、体力が限界に近づいている…


ん?なんか小さくて…銀髪で赤い目の女の子がこっちを見ているような…


あ!疲れているせいか!そうかそうか…とうとう幻覚まで見え始めたか…



「おい、玲。あれはなんだ」


「あれとは…あー!結さぁぁぁん!お迎えに来てくださったんですね!!」


「泣くな。うるさい。また迷子だろ。それで、後ろのガキはどうしたんだ」



なんて子だ!綺麗な顔をしているのに口を開けば恐ろしい!


いわゆる黙っとけば可愛いタイプか…


残念なやつだ。うんうん。


いや待てよ、これは救世主だ!この馬鹿が役に立たないせいだ!



「この子は私が探していた方ですよ!この前言ったではないですか!」


「…あぁ、ずっと夢の話をしていると思った。」


「えー!酷いですーー!」


「まぁそこは帰ってから聞く。とにかく早く方向音痴を治すんだ。」



泣いたり怒ったり忙しいやつだ


それに比べてこっちは落ち着いているな


ま、とにかく屋根のついた場所に行きたいのは事実だから助かります。



「そこの君。何者かは知らないがこいつが迷惑をかけたようだ。まぁついてこい」


「あ、はい」


「結さんはとってもお優しい方なんですよ!見た目は幼いですが年齢はー!」


「玲、晩御飯抜きにするぞ。」


「それは嫌です!」



本当に学習能力のない馬鹿なんだと思った


僕はこの先どうなることか…

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