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1の幸せを得るために10の苦労を強いられる

今でこそ前を向けるようになったけど、昔は完全に後ろ向きだった。前世の時代も後ろ向きだったから、前を向いてたのは、どちらも何もしなくていい時期である幼児期だった。

前世の記憶を辿るのであれば、物心ついた初期の頃は畑の中にあった。

その頃の俺は何も考えてなくて、動くものに興味があって、自宅の庭で見つけた小さな虫の行方を追いかけて畑に迷い込んでしまうんだ。

その畑はトウモロコシ畑のように背丈の大きな植物が生えていて、迷い込むのは簡単だが、出るのが難しい。心細くて泣いてしまうのだけど、親は心配するはずもなく


親「さあ、今日の昼ごはんは、竜巻火炎で作る、本格こんがりグラタンよ」

親は手を胸にあて呪文を唱え始める。

空中に浮かんだ食材が切り刻まれ、熱魔法で調理開始、バリアを張りつつ、空気を圧縮して調理の時間の短縮。小さな竜巻で炒めると

手を汚さずに完成

我が子を椅子に座らせるため、便利アイテムを使いオレを強制テレポートさせる親。かくして迷子であった俺は何事もなく、グラタンをほうばるのであった。


この世界の秩序は魔法がベースとなっていたから、地球人の生活とは、大きくちがってて、端的にいうなら地球人の生活は何をするにも手間隙が掛かるのである


俺が地球の生活に馴染めないのも、そういう魔法的な生活スタイルと比較して生きてしまったのが原因であり、前世の記憶が残らなければ良かったのかもしれない。、地球人の幼児期も基本的に何もしなくいい良さはあったけど、あちらの世界では成人が幼児と同じくらい何もしなくてい感じになってたから、地球人の苦労生活とを比較すると俺にとっては、地球生活はストレスでしかなく、成長するスピードと鬱になるスピードが比例していて、小学生の中盤頃には精神的にも壊れてて、


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