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カタオモイ  作者: SorA
2/2

引っ越し

2月中頃


僕は慣れない都会に移り住んだ。



環境適応能力が低い僕は4月からの新しい環境に慣れるため、普通より早く引越しを終わらせた。


僕が慣れるまでのしばらくの間、兄さんたちがたまに様子を見にきてくれるらしい。




僕が引越してきたここは、父さんが持っているマンションのひとつで家具はすでに一通り揃っている。


足りない家具は来週末に兄さんと買いに行くことになっているから、それまでに荷物を整理して足りないものを書き出すのが僕の最初の課題だ。



そう考えた僕は近くにあったダンボールをあけた。

そこに入っていたのは本だった。


基本、あまり外出をしなかった僕が家ですることと言えば、学校の予習復習や課題、読書くらいだった。


2週間で1冊程のペースで読み続けると必然的に書籍は増え続けた。



今回の引越しの荷物の半分は本だ。

ということは、圧倒的に本棚が足りない。


僕は古くなった携帯電話を開いて「本棚」とメモをして閉じた。

それからも次々とダンボールを開けて、片付けを続けた。



片付けが終わった頃、仕事終わりの兄さんとご飯を食べに出掛けた。






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